ゲーム実況者よしなま氏プロデュース、完全新作『マモンキング』発表。『モンハン』人気実況者が「モンスター育成ゲーム」を本気で作る
LiTMUSは10月1日、モンスター育成シミュレーションゲーム『マモンキング』を12月11日に発売すると発表した。

LiTMUSは10月1日、モンスター育成シミュレーションゲーム『マモンキング』を12月11日に発売すると発表した。対応プラットフォームはNintendo SwitchおよびPC(Steam)。ゲーム実況者のよしなま氏がプロデュースを手がけ、同氏とLiTMUSの共同出資により開発されている。
『マモンキング』はシングルプレイの育成シミュレーションゲームだ。本作では、「マモン」と呼ばれるモンスターを召喚し、育成やバトルを楽しむことができる。

この世界ではかつて、人と魔物を繋ぐ力をもつひとりの若者が、魔物と心を通わせ、何百年と続いた大戦争を終わらせた。それから数百年後、世界のために尽力したその若者は魔物の王「マモンキング」と呼ばれていた。自らの天命を悟った彼は、自身の最強のマモンを打ち倒した者を次なるマモンキングとすると宣言。マモン使いであるプレイヤーは、最強の「マモンキング」を目指して、まだ見ぬマモンとの出会いを求める。
本作には全37種のマモンが登場する。それぞれ寿命や特徴、技などが異なる。今回の発表では、「レオルフ」「キーミュ」「イグニラス」の3体のマモンが紹介された。これらマモンはいずれ寿命で死んでしまうため、新たなマモンへと技を継承し、プレイヤーだけのマモンを育てていくのだ。



日々の訓練では体調管理も重要。適度に放牧や休息を駆使し、愛情をもってマモンを育て上げる必要がある。またゲーム内で年に4回開催される、ライバルたちとともにおこなえる特別なトレーニング特訓では、新たな技を獲得できる可能性もあるそうだ。そのほか、半年に一度開催されるすごろく形式の育成要素である「遠征」システムが存在。遠征ではさまざまなイベントや試練が待ち受け、奥地では太古のマモンとの戦闘も。乗り越えることでマモンが超レベルアップするという。

そして挑むことになる“公式大会”は、トーナメント形式で進行する。バトルは1対1のラウンド制コマンド方式を採用しており、シンプルながらSP管理やステータス要素など、プレイヤーの戦略や判断力が鍵となるそうだ。実装される170種以上の多彩な技を使いこなす必要があり、奥の深いバトルが展開されるとのこと。
なお本作の冒頭では、プレイヤーの冒険をサポートするナビゲーターキャラクターを選択することになる。誰よりも明るく振る舞う“ブリーダースタイル”のナミと、規律を重んじる“秘書スタイル”のケイトのうち、どちらかとともに「マモンキング」を目指すことになるそうだ。

本作は動画クリエイターのよしなま氏がプロデュースをおこない、LiTMUSが開発および販売を手がける。よしなま氏はYouTube登録者100万人を超える動画クリエイターで、『モンスターハンター』シリーズのゲーム実況などで知られる。本作はそんなゲームを誰よりも愛する同氏にとって、「本当に面白い」と思えるモンスター育成シミュレーションゲームとなっているそうだ。

今回よしなま氏のYouTubeチャンネルで公開された動画の中では、本作の制作にかける想いが語られている。同氏によれば、2年ほど前に自身の作ったゲームが世間の人々にどう評価されるのかが知りたいという気持ちを抱き、くて2年ほど前にゲーム制作を決意。そしてすぐに企画が始まったとのこと。開発費を回収できるかは怪しいラインだとしつつ、すでにゲームを作りたいという夢を叶えることができたとして、どのような評価になっても後悔はないそうだ。
なお本作は同氏が愛する『モンスターファーム』シリーズから着想を得ているといい、モンスターの寿命や特訓、大会への出場を通じたバトルなど、共通するシステムも多そうだ。今後はゲームの詳細やPVも公開予定だといい、続報については公式Xアカウントをチェックしてほしいとのこと。
『マモンキング』はNintendo SwitchおよびPC(Steam)向けに、12月11日発売予定。定価は1480円となり、発売に際してリリースセールを実施予定。35%オフの962円で購入可能になる。