SFメカ・タクティカルRPG『MENACE』来年2月5日に早期アクセス配信へ。宇宙の辺境で無法者たちの部隊を指揮、戦略RPGに定評あるスタジオの新作

Hooded Horseは9月29日、『MENACE メナス』の早期アクセス配信を2026年2月5日に開始すると発表した。

パブリッシャーのHooded Horseは9月29日、『MENACE メナス』の早期アクセス配信を2026年2月5日に開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)で、リリース初日よりPC Game Pass向けにも提供予定。ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『MENACE』は宇宙の辺境を舞台とした、ターン制のSFタクティカルRPGだ。プレイヤーは荒くれものたちで編成された部隊を率いて、さまざまなミッションに挑んでいくことになる。

本作の舞台となるウェイバック星系は、宇宙の文明の中心地から遠く離れた無法地帯だ。軍閥や企業らによって支配されており、各勢力が互いに争う混沌とした状況になっている。主人公は共和国海兵隊の指揮官として和平工作に訪れるが、そこで全星系を危険に晒す脅威(MENACE)の存在が判明。しかし本国との通信は遮断されてしまう。プレイヤーは現地の指揮系統の頂点として、自己判断で任務を遂行することになるという。

ゲームプレイでは、複数の分隊を指揮して敵との戦闘をともなうミッションをこなしていくことになる。各隊を指揮する分隊長は固有のキャラクターで、それぞれ異なる能力を保有。戦いを生き抜いていけばレベルアップし、パークを取得して強くなっていくが、戦死すれば永久に失われるという。各分隊長の個性を活かしつつ、分隊を編成していくことになるようだ。

また本作にはさまざまな武器が登場し、分隊の装備を変えることが可能。武器はそれぞれ有効射程距離などの性能が異なるほか、敵の種類に応じて有効な兵器が変わってくるという。たとえば本作には戦車やメカなども登場し、重装甲の敵にはロケットランチャーなどが必要になるそうだ。また車両部隊用の分隊長が仲間になれば、自分で戦車やメカ部隊を操ることも可能だという。

そんな本作のバトルはターン制で進行。カバーに隠れつつ未知のマップを探索し、敵の位置を特定して攻撃を仕掛けることになる。また本作には制圧システムや士気が存在。繰り返し攻撃を受けた部隊はその場にくぎ付けにされたり、士気を失って敗走したりするという。特に規律が低いユニットは敗走しやすいため、集中攻撃が有効な手段になるとのことだ。

本作を手がけるOverhype Studiosはドイツ・ハンブルクに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には、中世ファンタジー世界で傭兵団を運営するタクティカルRPG『Battle Brothers』を制作している。同作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約2万2800件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。ハードな世界観や、シビアでやり応えがあるゲームバランスなどが人気を博した。本作『MENACE』の舞台は宇宙ということで過去作とは世界観は異なるが、部隊を運用する戦略RPGとしては過去作のノウハウが活かされていることだろう。

『MENACE メナス』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com/Microsoft Store)向けに、2026年2月5日に早期アクセス配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応予定で、リリース初日よりPC Game Pass向けにも提供される。またSteamでは体験版が配信中である。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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