Cygames創立メンバー木村唯人氏、プロデューサー・専務取締役を退任し休養へ。『グラブル』『シャドバ』『プリコネR』などの顔役
Cygamesは9月30日、同社の専務取締役である木村唯人氏が本日9月30日をもって専務取締役を辞任したことを発表した。

Cygamesは9月30日、同社の専務取締役である木村唯人氏が本日9月30日をもって専務取締役を辞任したことを発表した。
木村唯人氏といえば、Cygamesの創立メンバーだ。『神撃のバハムート』『グランブルーファンタジー』『シャドウバース』『プリンセスコネクト!Re:Dive』といった、同社の数々の作品でプロデューサーを歴任してきた。『グランブルーファンタジー』では昨年プロデューサーを退いていたものの(関連記事)、新作『シャドウバース ワールズビヨンド』を含めさまざまな作品で顔役を務めてきた人物だ。
このたびそんな木村氏が本日9月30日をもって専務取締役を辞任することが発表された。同氏個人のXアカウントでも辞任について報告。近年、体調の不調が続きこれまでのように十分なパフォーマンスを発揮することが難しいと感じることが多くなっていたことが背景にあるという。命に関わるような深刻なものではないとされているものの、今の状況では取締役とプロデューサーとしての責務を全うできないと判断し、辞任に至ったという。
声明ではファンへの感謝と共に、プロデューサーを務めていたタイトルの引継ぎも完了したことが伝えられている。しっかりと休養を取り、いつの日かまたゲーム制作の現場に戻れるように体調を万全にすることを目指すそうだ。
Cygamesの創立以来14年間にわたり、同社の多数の作品でプロデューサーを務めてきた木村氏。公式生放送への出演など顔役も務めてきたものの、このたび突然の役職辞任発表となった。ファンからは労いの言葉も寄せられており、同氏の体調の回復を祈りたい。