Steam高評価メカ改造ローグライト『DeathRing: Second Impact』大型アプデでぐぐっと拡張。「大剣×ジェットパック=ジャンプ斬り」など、ビルド豊富ロボストラテジー
Rouge Mechaは9月22日、『DeathRing: Second Impact』に向けて大型アップデート「ACTIll:原初の死環」を配信開始した。

デベロッパーのRouge Mechaは9月22日、『DeathRing: Second Impact』に向けて大型アップデート「ACTIll:原初の死環」を配信開始した。アップデートでは新章や複数の武装が追加されたほか、メカの塗装システムが実装されている。
『DeathRing: Second Impact』はローグライト要素の盛り込まれた、ターン制のストラテジーゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作の舞台となる世界は巨大な蟲たちに侵略され、危機に瀕している。プレイヤーは「星甲」と呼ばれる大型の人型メカを指揮して、都市を防衛するべく戦う。

ゲームの流れとしては、毎日パイロットを各地に派遣して任務をこなし、資源を集めて機体を強化していく。任務内容によっては戦闘が発生するほか、本作の世界では定期的に「獣潮」と呼ばれる大規模な蟲の攻勢が発生し、基地が襲撃される。基地が破壊されるとゲームオーバーとなるため、獣潮に備えながら自軍の強化を進めていくことになる。
そんな本作ではメカの装備をカスタマイズすることが可能。剣などの格闘武器や銃器、ミサイルなどの武装を自由に組み合わせて、機体の性能を変更できる。またパーツにはそれぞれスキルが設定されており、組み合わせによって新たなスキルが解放されることも。たとえば大剣とジェットパック推進装置を同時に装備すると、通常攻撃より強力なジャンプ斬りスキルが使用可能になる。
さらに機体にはそれぞれ専属のパイロットが設定されており、モジュールを装備させることで特定のスキルを強化することが可能。格闘攻撃の攻撃回数が増えたり、ミサイルの爆発範囲が広がったりと、モジュール次第で機体の性能は大きく向上する。機体の装備とパイロットのモジュールを組み合わせてビルドを構築し、徐々に強力になっていく蟲の大群に立ち向かうのだ。

本作は今年の7月に早期アクセス配信が開始された作品だ。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で、約130件中89%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。まだ早期アクセス配信が始まったばかりということもありボリューム不足を課題とする意見も見られるが、機体のカスタマイズを中心とする戦略性など、ゲームの基本的なシステムは総じて好評を得ている。
そんな『DeathRing: Second Impact』に向けて9月22日、大型アップデート「ACTIll:原初の死環」が配信された。同アップデートでは本作の第3章となる新章が実装。独自のギミックを備えた数十種類のマップや新ボス、新たな機体「アンテイ」や多数の新装備などが追加されているという。またメカの塗装システムが導入され、自由に機体のカラーリングを変えられるように。さらに、大規模なバランス調整も実施されているとのことである。
ちなみに本作は9月25日〜28日(一般公開日は9月27日・28日)に開催される東京ゲームショウ2025に出展予定とのこと。インディーゲームコーナー・ホール11 (11-C43)にて、本アップデートが適用された最新バージョンを試遊可能だという。試遊者には特製キーキャップもプレゼント予定。興味のある方は立ち寄ってみるとよいだろう。
『DeathRing: Second Impact』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。