高難易度ドット絵アクション『Cybarian: The Time Travelling Warrior』Steamにて期間限定で無料配布中

GrabTheGamesは9月21日、Steamにて『Cybarian: The Time Travelling Warrior』の期間限定無料配布を開始した。

パブリッシャーのGrabTheGamesは9月21日、Ritual Gamesが手がける『Cybarian: The Time Travelling Warrior』の無料配布を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、9月24日午前2時までの期間限定となっている。ライブラリに追加しておけば、配布期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。

『Cybarian: The Time Travelling Warrior』は、レトロなグラフィックで描かれるアーケードスタイルの横スクロールアクションゲームだ。主人公であるサイバリアン(Cybarian)は険しい旅路の末に、勇者の中の勇者のみが扱うことができるという魔法の剣「ソード・オブ・エイジス」(Sword of Ages)を手に入れた。しかし、剣の力により荒廃した未来へと飛ばされてしまう。魔法の剣を操り、高難易度な4つのステージをクリアすることが目的となる。ちなみに定価は税込580円の作品だ。

本作は、1画面に敵や罠が配置されたエリア切り替え型の横スクロールとして進行する。剣の攻撃で敵を倒し、罠のタイミングを見極めてジャンプして避けつつ先へと進んでいく。HPはライフ制となっており、道中にある自動販売機では敵や箱から得られるお金を使って1ライフのみ回復可能だ。力尽きてしまうとステージの最初からやり直すアーケードスタイルでもあるため、被弾しないことが重要となる。なお、ステージ最奥にいるボス戦で力尽きた場合は、ボス戦から再開する仕様だ。

本作の剣を使った攻撃は、剣が光っているタイミングでボタンを押すことで3連コンボがつながることが特徴。単に連打するだけではコンボ失敗となり、硬直してしまい敵からの反撃を受けてしまうため、常にタイミングを意識して攻撃する必要があるわけだ。また、ステージボスを撃破すると、ローリング回避や剣を投げる遠距離攻撃もアンロックされる。各種アクションを駆使して4体のボスの撃破を目指すのだ。

また、本作はセーブできないため、4つのステージを一気にクリアする必要がある。ボス撃破後にはスロットで最大ライフが増えるというランダム要素があり、3段階の難易度も用意されているため、昔のアーケードゲームのように何度も繰り返し挑めるようにデザインされているようだ。

本作は2018年11月にリリースされ、Steamユーザーレビューでは、65件のうち61%が好評とする「賛否両論」ステータス。先述したアーケードスタイルのやり直し要素や、タイミングが重要なコンボといったバランスは良くも悪くもシビアで、不評要因となっている。しかしながら特にボス戦は上達を感じられるデザインであり、滑らかに動くドット絵とともに一定の好評を博している。

そんな本作が9月21日より無料配布が開始された。現在GrabTheGamesではパブリッシャーセールが実施されており、その一環として配布されたようだ。本作のプレイヤー数も急増しており、リリース以来1桁で推移していたSteam同時接続ユーザー数が、無料配布後にはピーク時に925人を記録している(SteamDB)。スムーズに進めばクリアまで1時間程度であり、高難易度ゲームに興味のある方はプレイしてみてはいかがだろうか。

『Cybarian: The Time Travelling Warrior』はPC(Steam)にて9月24日午前2時まで無料配布中。ライブラリに追加しておけば、配布期間終了後も無料でプレイすることが可能だ

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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