ファンキースケートアクション『HYPERFUNK』発表。トリックをキメてストリートを疾走、『ジェットセットラジオ』風グラフィティバトルで戦う
Team Reptileは9月19日、『HYPERFUNK』を発表した。

デベロッパーのTeam Reptileは9月19日、『HYPERFUNK』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソールで、リリース時期は未定。ストアページによれば、ゲーム内は日本語表示にも対応予定だ。
『HYPERFUNK』スケボーでストリートを駆け抜けるアクションゲームだ。オンラインでのマッチングを通して、ほかのプレイヤーとグラフィティで戦うことになる。

本作の舞台となるのは、オンライン空間「ハイパー(Hyper)」の影響を受けて形成された社会。グラフィティクルーが新たな世界をどう解釈するか、そのスタイルや信条を競い合っている。ローラースケートやスケートボード、BMXなどを用いてトリックをおこない、コンボスコアを獲得。スコアを稼げば稼ぐほど、よりスピードが増していくそうだ。
本作のルールとしては「ダイナミックスタイルウォーズ(Dynamic Style Wars)」が存在。リアルタイムでグラフィティバトルに挑み、クルーの中で誰がもっとも上手く街をグラフィティで埋められるか競う。4種類のグラフィティを戦略的に使いこなす必要があるとのこと。グラフィティでエリアを自分たちのものだと示せれば、その場所を確保できるようだ。ただし、警察から逃れることも意識しなくてはならない。


街中を探索するなかでは仲間と出会うことになるほか、楽曲を見つけたり、新たな移動スタイルをアンロックしたりできるという。オンラインで出会うプレイヤーとの交流要素も存在する。
本作を手がけるのは、オランダ・ヒルフェルスムを拠点とするインディーゲームスタジオのTeam Reptileだ。2023年にリリースされた前作『Bomb Rush Cyberfunk』は大ヒットを記録し、本稿執筆時点でのSteamユーザーレビューでは、約1万2000件中98%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。同作は、セガが2000年に発売したアクションゲーム『ジェットセットラジオ』が現代に蘇ったとして話題を呼んだ。
本作『HYPERFUNK』においても、舞台や世界観こそ異なるものの、グラフィティを用いてクルーたちとストリートで戦うという設定を前作と共有。さらに磨きをかけた作品となるのだろう。現時点ではストアページとトレイラーが公開されているが、グラフィティを用いたバトルの様子については確認できない。発売日とあわせてゲームプレイの続報も待ちたい。
『HYPERFUNK』はPC(Steam)およびコンソール向けに開発中。リリース時期は未定だ。