カルト的人気ゲーム『BAROQUE』関連4タイトルおまとめ版『バロック屋』発表、12月18日発売へ。本編の移植版に加えて、派生作品もまとめて蘇る
スティングは9月18日、『バロック屋』をNintendo Switch向けに発売すると発表。本作は『バロック -ORIGINAL VERSION-』を含んだ4タイトルが1本のソフトとしてまとまった作品だ。

スティングは9月18日、『バロック屋』をNintendo Switch向けに発売すると発表した。2025年12月18日リリース予定で、本日より全国のゲームショップおよび通販サイトで予約が開始されている。
『バロック屋』は、スティングが手がけた『バロック』シリーズ4タイトルが1本のゲームソフトにまとまったコレクション作品だ。本作には、『バロック -ORIGINAL VERSION-』、『バロックシンドローム』、『バロックシューティング: リバース』、『BAROQUE Become a Meta-Being Revive』の4本が収録されている。

『バロック -ORIGINAL VERSION-』は1998年に発売された3DダンジョンRPG『バロック』の移植版となる。なお単品で2020年にNintendo Switch向けにリリースされたものと同一のバージョンだ。『バロック -ORIGINAL VERSION-』では「神経塔」と呼ばれるダンジョンを最下層まで探索。一度入ったら上には戻れないため、最下層まで降りきるか死ぬかでしか出られない。死んでしまった場合は、再び塔に潜り、探索を進める。終末的な雰囲気や、どこか不気味なBGM、敵の造形などが魅力として人気を博していた。

『バロックシンドローム』は作中世界における世界的な天災「大熱波」が起きる前を描いたビジュアルノベルだ。主人公の金沢キツネは、「バロック症候群」にとりつかれた人々を癒す非合法な職業「バロック屋」を営んでいる。そんなキツネを中心として、選択肢によって分岐する物語が描かれていく。
『バロックシューティング: リバース』は『バロック』の世界観を引き継いだ縦スクロールシューティングゲームだ。プレイヤーは敵を破壊して得られる「イデアセフィロス」を集め、時間制限内に高得点を狙う。
『BAROQUE Become a Meta-Being Revive(BAROQUE ~ふと目を覚ますと異形になっていた~)』はそんな『バロック』に登場するザコ敵「グルー」が主人公。プレイヤーは一転グルーとなり、神経塔を進むことになる。
今回そんな『バロック』シリーズの各作品が1つのパッケージに同梱されたタイトルがリリースされるかたち。価格は税込4620円とお求め安くなっており、独特の雰囲気や世界観を楽しみたい人は予約・購入してみてはいかがだろうか。
『バロック屋』はNintendo Switch向けに12月18日に発売予定。通常価格は税込4620円。