目隠しホラーゲーム『Cling to Blindness』発表。音だけを頼りに「あしおとさん」から逃げる恐怖の儀式、『Refind Self: 性格診断ゲーム』開発者が放つ新作

PLAYISMは9月16日、目隠し必須のホラーゲーム『Cling to Blindness』を発表した。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは9月16日、『Cling to Blindness』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2025年に発売予定。発表にあわせて、Steamのストアページや動画が公開されている。

『Cling to Blindness』は、音だけを頼りにある村の跡地で儀式を遂行する、目隠し必須のホラーゲームである。本作の主人公サツキは、儀式を執り行うべくある村の跡地へ向かっていた。儀式にあたってはいくつかのルールがあるようだ。一つ、目隠しは絶対に取らないこと。二つ、あしおとさんに追いつかれない事。三つ、お礼を5枚全て回収すること。目隠しをしながら儀式を遂行する、音を頼りに進む恐怖体験が繰り広げられる。

本作でプレイヤーは、主人公サツキの視点から5枚のお札を集める儀式をおこなっていく。ただし画面には何も映らない。プレイヤーは風鈴の音を頼りに、お札を収集。本作では音を頼りに、儀式を執り行っていくわけだ。また舞台となる村の跡地には、「あしおとさん」なる何かも存在。足音が聞こえてきたらそれはあしおとさんであり、決して追いつかれてはいけないのだという。本作ではあしおとさんの足音から逃げながら、風鈴の音のするお札を集めるのだろう。なお本作にはジャンプスケア要素はないという。一方で、目隠しは必須とされている。画面には何も映らないため、目隠しを取られるまで、目隠しを外さないでほしいそうだ。

プレスリリースによると、プレイ時間は1時間から1時間30分程度。また本作ではプロの声優陣が出演しており、サツキ役を伊瀬茉莉也さん、案内人を三石琴乃さんが担当しているそうだ。

本作は、個人開発のゲームクリエイターLizardry氏が手がけている。過去作としては2022年に言語解読ADV『7 Days to End with You』をリリース。2023年にリリースされた前作『Refind Self: 性格診断ゲーム』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー3198件中87%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。同作では、世界観やストーリーなどを中心に評価されていた。

本作は、そんな同氏による新作となるわけだ。本作関連では、一般向けには9月27日より開催予定の「東京ゲームショウ2025」に試遊出展予定。会場で試遊すると、ノベルティとしてオリジナル目隠しがプレゼントされるそうだ。

『Cling to Blindness』は、PC(Steam)向けに2025年発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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