4人対戦・デッキ成長型カードゲーム『HEART of CROWN – ハートオブクラウン -』12月18日正式リリースへ。カードを購入してデッキを強化、意中の姫を帝位に導く

PLAYISMは9月16日、illuCalabが手がける『HEART of CROWN - ハートオブクラウン -』のパブリッシングを担当すると発表。あわせて12月18日に正式リリースすることも明かされた。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは9月16日、illuCalab(いるからぼ)が手がける『HEART of CROWN – ハートオブクラウン –』のパブリッシングを担当すると発表。12月18日にPC(Steam)/Nintendo Switch向けに正式リリースすると告知した。本作は現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

『HEART of CROWN – ハートオブクラウン -』はFLIPFLOPs.が制作・販売するアナログゲームを原作とする、4人対戦のカードゲームだ。プリンセスたちの皇位継承権争いをモチーフとしており、プレイヤーは自らが擁立するプリンセスを即位させることを目指す。

ゲームプレイでは、さまざまなカードを買って自分のデッキを強化していくことになる。まず領地カードを場に出してコインを入手し、マーケットからカードを買ってデッキに編入。自らのデッキを強化しつつ、複数存在するプリンセスから自分の姫を選んで擁立する。そして有力者カードを買収するなどして継承点を稼ぎ、20点の継承点を最初に貯めたプレイヤーが勝利する、というのがゲームの基本的な流れだ。

プリンセスはそれぞれユニークな効果をもっており、たとえば第一皇女のルルナサイカは最初から継承点を6点所持。双子の姫であるレインとシオンは特定条件を満たすことで2回行動することができる。自分の戦略にあった姫を選んで自由に擁立できるが、ほかのプレイヤーがすでに選んだプリンセスは擁立できない。

プリンセスの擁立自体にもコインを含むリソースを消費するため、あまり早く姫を擁立するとデッキの強化が遅れる可能性がある。多少無理してでも早めに目当ての姫を迎えに行くか、まず十分にデッキを強化して余っている姫のなかから自分のプリンセスを選ぶか、といった駆け引きが展開されることになる。

本作のベースとなっているアナログゲーム『ハートオブクラウン』第二版は、FLIPFLOPsから2022年にリリースされた作品だ。第一版のデジタル版を手がけた国内のインディーゲームスタジオilluCalab.が第二版もデジタルゲーム化し、2024年4月よりSteamにて早期アクセス配信を開始。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で、260件中83%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

そんな『HEART of CROWN – ハートオブクラウン -』がPC(Steam)およびNintendo Switch向けに、12月18日に正式リリースされることが発表された。正式版ではゲームカードとして基本セットに加えて、拡張セット『極東辺境領』『北限の魔女』が収録。SteamとNintendo Switchとのオンラインクロスプレイに対応し、ランクマッチやルームマッチも完備されるという。

また正式版では、プリンセスのボイス付きのシナリオモードが実装。シングルプレイでもしっかり遊べる作品になるとのこと。ボイスキャストはそれぞれ、ルルナサイカ役を名塚佳織さん、ベルガモット役を中村温姫さん、フラマリア役を吉田聖子さん、オウカ役を藤本彩花さん、ラオリリ役を春瀬なつみさん、クラムクラム役を春咲暖さん、レイン役を川村玲奈さん、シオン役を小鹿なおさんが担当する。

なお本作は9月25日から開催される、東京ゲームショウ2025のPLAYISM ブース(10-E15)に出展予定。試遊体験ができるほか、9月27日には本作のボイスキャストらをゲストに迎えて実況プレイをおこなうステージイベントを開催予定となっている。興味のある方は立ち寄ってみてほしい。

『HEART of CROWN – ハートオブクラウン -』はPC(Steam)/Nintendo Switch向けに、12月18日に正式リリース予定だ。現在Steamでは早期アクセス配信中。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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