高評価ケモノ脱獄RPG『Back to the Dawn ～ブレイク･ザ･アニマル･プリズン～』Switch/Switch2/PS5版発表、新たに日本語音声も実装へ。動物たちのハードボイルド獄中生活

クラウディッドレパードエンタテインメントは9月12日、『Back to the Dawn ～ブレイク･ザ･アニマル･プリズン～』のNintendo Switch/Nintendo Swtich 2/PS5版を2026年に発売すると発表した。

『Back to the Dawn ～ブレイク･ザ･アニマル･プリズン～』は脱獄をテーマとするRPGだ。舞台となるのは、人型の動物たちが暮らす現代社会。キツネのトーマスは記者として働いていたが、とある特ダネを握ったことで陰謀に巻き込まれ、冤罪で投獄されてしまう。刑務所内で生活を送りつつ、期限内に脱獄して陰謀を暴くことを目指す。

本作の主人公となるのは、冤罪をかけられた記者トーマスと、潜入任務を命じられた捜査官ボブのふたり。それぞれに20時間を超えるメインストーリーが用意されている。彼らは刑務所内の人々と交流しながら日々を過ごし、脱獄のチャンスを窺うことになる。

刑務所の中には、トーマスとボブ以外に、三大ギャングや47人に及ぶ個性豊かな受刑者たちなど多くのキャラクターが登場。刑務所暮らしに順応して彼らと仲良くなるも、一匹狼になるも、プレイヤー次第だ。ちなみに、本作の主人公たちには成長要素が存在する。武闘派になったり頭脳派になったりと、さまざまなスキルを習得して装備や道具を用意し、脱獄に活かすことが可能だ。

また、トーマスらが投獄される刑務所には、実は秘密が隠されている。あちこちに散らばる手がかりを集め、情報を取引しつつ深夜の消灯時間に冒険を繰り広げ、刑務所に潜む陰謀を暴くことも可能だ。そして脱獄に至るまで、刑務所の中には100以上のクエストが用意されている。さらに、脱獄ルートやエンディング分岐も豊富に用意されており、プレイするごとに毎回違った脱獄体験が楽しめることだろう。

なお、本作はPC（Steam）/Xbox One/Xbox Series X|S向けに7月18日より配信中。Steamユーザーレビューでは、本稿執筆時点で6884件中93％の好評を獲得し「非常に好評」のステータスとなっている。ストーリー展開や脱獄ルートの豊富さなども多数の好評を集めている理由の1つだろう。

ちなみに、今回発売が決定したNintendo Switch/Nintendo Switch 2/PS5版では、字幕言語のブラッシュアップがおこなわれているほか、新たに日本語・中国語音声が追加されている。日本語音声ではトーマス役を中村宗悟さん、ボブ役を間宮康弘さんが担当。すでに本作を遊んだことがあるプレイヤーも、日本語音声で改めて楽しめるだろう。また、9月25日から28日に開催される「東京ゲームショウ2025」のコナミデジタルエンタテインメントブース内にて、本作の試遊出展がおこなわれる（一般公開日は27日および28日）。本作が気になる人は、足を運んでみると良いだろう。

『Back to the Dawn ～ブレイク･ザ･アニマル･プリズン～』はNintendo Switch/Nintendo Swtich 2/PS5向けに、2026年発売予定。