ミニカー屋経営・収集シム『Supercar Collection Simulator』ついに正式リリース。“ミニカー闇市”や「賭け」実装の大型アプデとともに

Kiki Gamesは9月9日、『Supercar Collection Simulator』を正式リリース。アップデートではブラックマーケットの追加やレースに賭けられるようになったりしている。

デベロッパーのKiki Gamesは9月9日、『Supercar Collection Simulator』を正式リリースした。正式リリースにともなってアップデートも実施され、「ブラックマーケット」などが追加されている。

『Supercar Collection Simulator』はシミュレーションゲームだ。プレイヤーはミニカーを販売する店舗を経営する傍ら、ミニカーをコレクションすることができる。プレイヤーは店舗を自分好みにカスタマイズしつつ、棚に商品を陳列してお客に販売していく。なお本作では収集・経営をおこなっていくだけでなく、客同士によるレースや、プレイヤーとNPCとのレースといった要素も存在。

経営では商品陳列だけでなく入荷やレジ打ちも担当。商品を売ってXPを溜めれば店のレベルが向上し、取り扱える品数が増える。そして入荷できるミニカーパックはプレイヤー自身が開封することもでき、コレクションに加えられる。またレース用として店内にはコースを設置することも可能。速度アップや対戦相手を一定時間止める、ミサイルによる妨害などといったスキルカードを活用しつつ、自動進行するレースを楽しめる。

本作は4月15日に早期アクセスでリリースされたタイトル。自慢のミニカーで客とレースが出来ることが、単なるコレクション兼店舗経営に留まらないと好評。またたとえばカードショップ経営シム『TCG Card Shop Simulator』に登場する“匂う客”であったり、万引きをはたらくような客もいないため、自分のペースで経営が出来ると好評。日本語向けには翻訳の品質を課題とする声もあるものの、一定の評価を集めており、現時点でSteamユーザーレビューでは約960件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

そんな本作が、この度正式リリースされたかたち。正式リリースにあたっては、新要素として「ブラックマーケット」が実装。特定の時間帯にミニカーの屋台が登場し、希少なミニカーを購入できる。購入にあたっては、ハイアンドロー形式でミニカーの価格交渉をおこなうことになる。うまく活用できれば、通常の仕入れよりもレアなミニカーを手に入れやすくなるだろう。

またレースの結果に賭けることもできるようになった。客のNPC同士によるレースが開催される前に、それぞれの車のスピード値やハンドリング値などを見て、任意の金額をベット可能。慎重に賭けるか大胆に賭けるか、いずれにせよ賭けに勝利できれば普段の店舗経営の足しにもできそうだ。

そのほかアップデートでは新ミニカーが登場。また壁や床のペイント機能や、店舗に張り出すポスターの編集機能など、さまざまな要素が盛り込まれて登場している。詳細については公式ニュース(英語)を参照されたい。

『Supercar Collection Simulator』は、PC(Steam)向けに配信中だ。現在は正式リリースを記念して、9月16日まで定価の20%オフとなる税込1200円で購入可能となっている。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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