
“曲ごとにステージが作られる”STG『Beat Hazard Arcade』PS5/PS4向けに発表。「自前音楽ファイル」も取りこみ可能、解析してド派手なバトルを生み出す
Cold Beam Gamesは9月1日、シューティングゲーム『Beat Hazard Arcade』を発表。本作は『Beat Hazard』シリーズの最新作であり、BGMにあわせてゲームプレイの各種要素が生成されるシステムが特徴だ。

デベロッパーのCold Beam Gamesは9月1日、シューティングゲーム『Beat Hazard Arcade』を発表した。対応プラットフォームはPS5/PS4で、配信時期は未定。
本作は、ツインスティックシューティングゲーム『Beat Hazard』シリーズの最新作だ。BGMにあわせてゲームプレイの各種要素が生成されるシステムと、目が痛くなるようなギラギラ眩いビジュアルエフェクトが特徴となる。

『Beat Hazard Arcade』では見下ろし型視点が採用され、フィールド内に次々に現れる敵を倒して、最後に現れるボスに挑む。ステージの長さはBGM1曲分の時間となり、敵を倒してスコア倍率アップアイテムなどを集めながら、ハイスコア獲得を目指すのだ。なおストアページによると、本作は最大4人でのローカル協力プレイにも対応する模様である。
『Beat Hazard』シリーズでは、BGMにあわせて敵の出現パターンが調整されたり、自機の火力ブーストがおこなわれたりなどすることが特徴だ。そのBGMには、The ProdigyやNine Inch Nailsなどのリミックスを手がけた実績のあるFuture Funk Squadから提供されたものを含む、4.5時間分のオリジナル楽曲が収録される。


さらに、本作ではプレイヤーが所有する音楽ファイルを、USBメモリ経由で取り込んで使用することも可能だ。ゲーム側で楽曲がリアルタイムに解析され、先述したようなゲームプレイの展開が生み出される仕組みである。また自機やボスの機体の構成も、楽曲の解析を通じて生成される。楽曲の数だけ異なるゲーム展開が待っていると言えるだろう。
本作の開発元Cold Beam Gamesは、THQなどでプログラマーとして活躍したベテラン開発者Steve Hunt氏の個人スタジオで、独立後に最初に手がけたのが初代『Beat Hazard』だった。同作はXbox 360向けに2009年にリリースされ、のちに幅広いプラットフォームに移植。PC(Steam)版は、ユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。その後シリーズ展開されるなか、久々のコンソール向け作品として本作『Beat Hazard Arcade』が今回発表された格好だ。
『Beat Hazard Arcade』は、PS5/PS4向けに開発中。配信時期は未定だ。
