オープンワールド空中都市建設ゲーム『Airborne Empire』に“本作史上最大規模”アプデ到来。「大嵐真っ只中」の賊まみれ新バイオーム追加

The Wandering Bandは9月2日、『Airborne Empire』に向けて大型アプデを実施した。アプデでは新バイオームのほか、新たな敵やバランスの調整が実施されている。

デベロッパーのThe Wandering Bandは9月2日、『Airborne Empire』に向けて大型アップデートを実施。新バイオームが実装されたほか、新たな敵など、様々な要素が追加されている。

『Airborne Empire』は、2022年にリリースされた『Airborne Kingdom』の続編となる浮遊都市建設シミュレーションゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、現在は早期アクセス期間中だ。ゲーム内表示は日本語に対応する。本作では、敵対勢力となる空賊が登場。空中都市および下界の王国がその脅威にさらされることとなり、プレイヤーは住民を守るため反撃をおこなう。

本作の世界はオープンワールドとなっている。広大な世界を探索し、地上から資源を獲得しながら、空に浮かぶ都市を建設していく。前作では、地上の王国と交易したり、住民を招き入れたり、またその住民たちのニーズに応えるかたちで都市の建設と管理をおこなった。そうした基本的な要素は本作にも引き継がれつつ、クエストなどを通じて地上の人々を助けることで研究・開発可能。一方で浮遊都市を狙う敵対勢力が新たに登場。都市を守るために兵器を配置したり、戦闘機を配備したりすることも必要だ。

そんな本作に向けて9月2日にアップデートが配信された。The Wandering Bandによれば今回のアップデートは本作史上最大のアップデートであるとのことで、新バイオームをはじめとした数々の新コンテンツが登場している。

新バイオームとしては、「The Tropicos Islands」が登場。人気のリゾート地でありながら、現在は賊に占拠されてしまったうえに、天候も荒れ模様。ここ数か月は終わりのない嵐に見舞われているのだという。プレイヤーはこの地域の街Costa Tropicosを訪ね、この問題の解決に取り組むことになる。なおCosta Tropicosには新キャラも登場し、新たなクエストを受注することもできる。

また新バイオームの登場に伴って、新たな敵も登場。射程圏内に入るまで潜伏したのち、空中に大砲を携えて急襲をかける防空気球や、大砲を搭載した賊の水上船などが登場する。一方でプレイヤー側の戦闘用装備にバランス調整が加えられており、大砲の射程範囲が拡大。敵対勢力が地上で用いる大砲よりも射程が広くなっており、適切な距離を取れば、一方的に攻撃が可能となるようだ。そのほかFreeze Cannonの効果時間が延長されたり、テスラコイルの射程と持続時間が延長されるなど、各所で調整が加えられている。詳細についてはパッチノート(英語)を参照されたい。

『Airborne Empire』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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