壮大タクティカルRPG『Beaten Path』にさっそく大注目集まる。属性相性・“地の利”が鍵、『FFタクティクス』『ファイアーエムブレム』の影響を受ける野心作

Peacebreak Studioが手がけるタクティカルRPG『Beaten Path』が注目を集めている。

デベロッパーのPeacebreak Studioは8月19日、タクティカルRPG『Beaten Path』のクラウドファンディングキャンペーンをKickstarterにて開始した。同作は開始から一週間で目標額を達成し、さらに第1ストレッチゴールに到達するなど注目を集めている。

『Beaten Path』はターン制のシミュレーションRPGだ。『ファイナルファンタジータクティクス』や『ファイアーエムブレム』といった作品から影響を受けているという。本作の舞台となるのは、堕落した神々と太古の機械らが君臨する世界。プレイヤーは記憶喪失の主人公Pannaとして、仲間たちとともに冒険することになる。

本作では敵味方のうち、スピードの速いユニットから行動していく、いわゆる同時ターン制を採用している。地形の効果や高低、攻撃の属性などが重要なバトルになるとのこと。また複数のユニットで包囲してコンボ攻撃を繰り出したり、弱点属性で攻撃することで敵をブレイクさせ、行動をスキップさせることもできるという。さまざまなスキルと戦術を駆使して、敵を撃破していくことになるようだ。

仲間キャラクターは20人以上が登場。また本作はデュアルジョブシステムを搭載しており、キャラクターには2種類のジョブを設定できるという。設定したジョブによってレベルアップ時の能力成長の傾向が変わるほか、習得できるスキルも変わってくるとのこと。ジョブや装備、パッシブスキルなどの組み合わせにより、それぞれのキャラクターに個性豊かなビルドを構築できるそうだ。

ステージ数は20以上用意される。各ステージは砂漠や沼地、城塞などそれぞれ地形が異なるほか、勝利条件もユニークなものが設定されるとのこと。いずれもバラエティあるデザインになっているそうで、ステージに合わせた采配が求められるのだろう。また各ステージの合間にはワールドマップや街中を探索することもでき、イベントを体験したり、ショップで買い物して戦力を整えたりできるという。

そんな『Beaten Path』のクラウドファンディングキャンペーンが、8月19日よりKickstarterにて開始された。するとまもなく注目を集め、8月26日には目標金額の2万ドル(約300万円)を達成。またその後も順調に数字を伸ばしており、本稿執筆時点で支援総額は3万ドル(約450万円)を突破している。すでに第1ストレッチゴールを達成済みで、ハードモードが実装される見込みとなっている。

ちなみに現時点では、本作はPC版・英語表示のみ対応の予定。コンソールへの対応や、日本語を含む多言語へのローカライズは、さらなるストレッチゴールとして設定されている状況だ。今後さらに金額を伸ばしていくかも注目されるところだろう。

本作を手がけるPeacebreak Studioはアメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くゲームスタジオだ。ソフトウェアエンジニアのJarett Gross氏がひとりで運営しており、アートワークなどは外注しながらゲーム制作をおこなっているという。

海外メディアMonsterVineが実施したインタビューによると、Gross氏は学生時代から趣味として小さなゲームを開発していたが、ソフトウェアエンジニアとして経験を積み、より大規模な作品を制作したくなったのだという。そうして本作の開発に取り掛かり、すでに約5年が経過したそうだ。個人スタジオの作品としては野心的な規模の本作。早くもSRPGファンから期待が寄せられている、『Beaten Path』の今後に注目したい。

『Beaten Path』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、2026年6月ごろ配信予定だ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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