高評価美少女3Dローグライト『エンドレスアリス』大型アプデでついに新キャラ「小樂」実装。こだわり調整で“重量級だけど軽快な”大剣多彩アクション
デベロッパーのHowlingRainは8月15日、『エンドレスアリス』に向けてアップデートVer.0.1.0を配信。同作初となる新キャラクター「小樂」が実装された。

デベロッパーのHowlingRainは8月15日、『エンドレスアリス』に向けてアップデートVer.0.1.0を配信。同作初となる新キャラクター「小樂」が実装された。
『エンドレスアリス』は最大4人の協力プレイに対応するローグライトアクションゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応する。本作にてプレイヤーはスタイルの異なるプレイアブルキャラから操作するキャラを選び、広大なマップを探索しつつ、敵を倒したり装備などを探し求めたりする。そうしてキャラを強化して、ボスを倒すことにより次のエリアに進むことができる。

本作は2025年1月16日に早期アクセスでリリースされた。美少女キャラクターたちのかわいさや、各キャラのアクションに応じたビルドの多彩さなどが話題となり、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは約680件中88%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。先月には、日本プレイヤーが全体の35%を占めるなど、特に日本での人気が高いことも明かされていた(関連記事)。
そんな本作に、新たなプレイアブルキャラクターとして「小樂(コラク)」が実装された。早期アクセスでの配信開始時点では、プレイアブルキャラクターとして「愛莉絲(アリス)」「武姬(タケヒメ)」「莉亞(リア)」「蒔緲(シミョウ)」「柴子(シバコ)」の5体が存在しており、新キャラクターが追加されるのはこれが初となる。

小樂は「紅蓮大剣」と呼ばれる大型の近接武器を用いて戦うキャラクターだ。長押しで溜めることにより、段階的に範囲が増加するチャージ斬りなどを備えている。攻撃などを溜めている間は移動速度が遅くなるため、重量級の戦闘スタイルにも見えるが、回避にも攻撃にも転用可能なダッシュなど、小柄な身体を活かしたアクロバティックな動きも特徴。
開発スタジオによれば、小樂はもっとも調整が難しいキャラクターと位置づけられていたそう。というのも、本作はテンポが早いために、最初は小樂の扱う大剣のアクションを単に重たい動きとして実装すると、操作感が非常に悪くなってしまったのだという。何度も改善を重ねるなかで、バランスを探っていったようだ。なお、小樂にはエフェクトや音声の調整が必要なほか、いくつかの不具合が残っているといい、今後1~2か月かけてアップデートを重ね、完成度を上げていきたいとのこと。

ところで、開発スタジオは小樂に続いて今後2体ほどの遠距離キャラクターを実装したいとの意向を示している。目標とするゲームプレイの核となる要素は近接キャラクターにこそあると考える一方で、スキルの面白さを引き出すのが遠距離キャラクターに比べると難しいそうだ。今後は近接キャラクターの開発コストをいかに下げるか研究しつつ、将来的には近接キャラクターも増やしたいとしている。
『エンドレスアリス』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。