サバイバルマネジメント『Dead In Bermuda』がSteamにて48時間限定で無料配布中
Ishtar Gamesは8月28日、サバイバルマネジメント『Dead In Bermuda』について48時間限定で無料配布を開始した。8月30日午前2時までにライブラリに追加しておけば、期間終了後も無料でプレイ可能だ。

インディーゲームスタジオのIshtar Gamesは8月28日、サバイバルマネジメント『Dead In Bermuda』について48時間限定で無料配布を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で配布期間は8月30日午前2時まで。ライブラリに追加しておけば、配布期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。
『Dead In Bermuda』は、無人島で生存者を管理するサバイバルアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは多くの船や飛行機が消息を絶ち、魔の三角海域と呼ばれるバミューダトライアングルにある無人島。プレイヤーは、飛行機の墜落事故で生き残った8人のキャラクターにさまざまな指示をおこない、島からの脱出を目指すこととなる。キャラクターの行動に応じて経験値が溜まりレベルアップするRPG要素や、プレイするたびにイベントやスキルなどがランダム化されるローグライトのような要素もある。

ゲームサイクルとしては午前と午後の2ターンと、夜の会話イベントにより1日が経過する。午前と午後には、資源や食料の収集、道具制作、島の探索などをそれぞれのキャラクターに指示。キャラクターには得意なスキルや、空腹・疲労・鬱などのステータスがあるため、効率や相性を考慮して指示するのだ。疲労がたまると効率も落ち、怪我や病気になる可能性も高まるため、ときには休息することも重要となる。同じ作業を指示したり、夜の会話イベントでキャラクター間の人間関係も変化していく。
島の探索では100のエリアが用意されており、プレイするたびに発生するイベントは変化する。発見したイベントは夜以外はいつでも挑戦でき、時間経過もなく誰でも派遣可能だ。探索イベントでは、動物とのバトルや原住民との出会い、罠が仕掛けられたアイテムなどが存在。キャラクターのスキルやステータス、そして選択肢によってイベントの成否は変わり、キャラクターの生死に影響することもあるだろう。全員生存したまま脱出できるのか、プレイヤーの決断と運によって変化する結末を見届けるのだ。


本作は2015年8月にリリースされ、Steamユーザーレビューでは333件のうち、71%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。ランダム性に左右される要素や難易度の高さを指摘する声はありつつも、サバイバルをマネジメントするというコンセプトや、アメリカのテレビドラマシリーズ「LOST」のような体験ができるとして好評だ。
そんな本作は『Dead In』シリーズの第一作であり、シリーズの10周年を記念して48時間限定で無料配布が開始された。合わせてシリーズ2作目となる『Dead In Vinland』は、90%オフとなる230円のセール中だ。また、シリーズ最新作『Dead in Antares』が2025年にリリース予定となっており、デモ版が公開中。
なお、本作は日本語には非対応。しかしながら、Unity製のゲームのため、XUnity.AutoTranslatorのReiPatcherにより、リアルタイムの自動翻訳を適用することが可能だ。すべてのテキストが完璧に翻訳されるわけではないものの、日本語化により遊びやすくなるだろう。
『Dead In Bermuda』はPC(Steam)にて8月30日午前2時まで無料配布中。ライブラリに追加しておけば、期間終了後も無料でプレイすることが可能だ。