ボクセル自由街づくりシム『Town to City』9月16日早期アクセス配信へ。フリーハンドで気の向くままに街をデザイン、「景観」のこだわりで住人を幸せに
Kwaleeは8月21日、ボクセル街づくりシミュレーションゲーム『Town to City』を9月16日に早期アクセス配信を開始すると発表した。

パブリッシャーのKwaleeは8月21日、『Town to City』を9月16日に早期アクセス配信を開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
本作は街づくりシミュレーションゲームだ。舞台となるのは19世紀の地中海に面した土地である。プレイヤーは街を自由にデザインし、住民を招いて都市を発展させていく。

『Town to City』はボクセルグラフィックが採用されており、自由度の高いデザインを楽しめるのが特徴だ。たとえば本作にはいわゆるマス目がなく、ピクセル単位で位置を調整しながら、好きな場所に建物を置くことが可能。また道路はペイントツールで線を描くようなかたちで自由に引くことができ、地面の色もブラシツールで塗り替えることができる。整然とした都市から、曲がりくねった路地が張り巡らされた有機的な町まで、好きなレイアウトの街づくりを楽しめるそうだ。
街の運営としては住民の幸福度を高めて、新たな移住者を招いていくことになる。住民は庶民や職人、上流階級などステータスが分かれており、それぞれ異なる欲求をもつ。各クラスに合った家を建て、ニーズを満たせる施設を家の近くに配置することで、住民の幸福度は上がっていく。また装飾品で街を飾るのも重要で、美しい景観も幸福度を高める要素となるという。そうして人々の暮らしぶりを豊かにしながら、気のおもむくままに街を拡大していくのだ。

本作は無料デモ版がSteamにて今年の5月より公開されている。デモ版はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約900件中97%が好評とする「圧倒的に好評」ステータスを獲得。温かみのあるグラフィックや、バリエーション豊かな装飾アイテム、ゆるめに遊べるシミュレーション部分などを評価する声が多数寄せられている。かねてより好評を集めていた、本作『Town to City』の早期アクセス配信の日程が、今回発表されたかたちだ。
本作を手がけるGalaxy Groveはオランダ・ユトレヒトに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には鉄道パズルゲーム『Station to Station』を制作。同作もボクセルアートを採用しており、牧歌的な雰囲気のグラフィックや、肩の力を抜いて楽しめるパズル部分などが評価された。本作『Town to City』も過去作から引き続き、リラックスして遊べる作風のゲームとなるようだ。
『Town to City』はPC(Steam)向けに、9月16日に早期アクセス配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。