現代都市ヴァンパイアARPG『Vampire the Masquerade: Bloodlines 2』いよいよ10月22日発売へ。夜な夜な“空腹”を満たす吸血生活、ヴァンパイアと組むか敵対するかは自由
Paradox Interactiveは8月20日、『Vampire the Masquerade: Bloodlines 2』を10月22日に発売すると発表した。ヴァンパイアが支配するシアトルを舞台とする、アクションRPGだ。

パブリッシャーのParadox Interactiveは8月20日、アクションRPG『Vampire the Masquerade: Bloodlines 2』を10月22日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)およびPS5/Xbox Series X|S。日本語字幕に対応予定だ。
『Vampire the Masquerade: Bloodlines 2』は、テーブルトークRPG「ヴァンパイア:ザ・マスカレード」をもとにしたアクションRPGの続編だ。前作のアメリカ・ロサンゼルスからシアトルへと舞台を移す。この現代都市にはヴァンパイア社会が存在し、シアトルを支配している。そして、テロ事件の影響でヴァンパイアとなった主人公は、渦巻く陰謀に巻き込まれていく。血の取引を巡って派閥間の争いが起こるなか、どの勢力の側につくのかなどのプレイヤーの選択や行動が力の均衡を変えていくという。

本作でプレイヤーはヴァンパイアのひとりとなり、シアトルを舞台とした三つ巴の戦いに関与していく。人間からヴァンパイアになった主人公は、血を摂取しなければならない体となり、夜な夜な街の人々を襲って血を得ることになる。主人公と同じように血を求めるヴァンパイアはシアトルに数多く存在し、時には主人公に対しても牙を剥いてくることもあるという。
本作においては、プレイヤーの選択が物語の展開を大きく変えることになる。ヴァンパイア社会で名を上げるか、それともヴァンパイアから離反するのか。さまざまな選択をすることができ、その選択によってプレイスタイルにも変化を及ぼしていく。

プレイヤーは、戦闘でも多彩なヴァンパイアとしての能力を発揮することになる。敵を遠くから破裂させる超自然的な能力や血を使った攻撃などが可能。さらに、ヴァンパイアの人間離れした身体能力による肉弾戦も可能で、高速で拳を叩き込んだり、鋭い爪で複数の敵を一度に切り裂いたり、一瞬で首をはねたり、そして銃を撃ったりと、ヴァンパイアの能力を駆使して、シアトルの夜の街で生き抜いていこう。
本作は、2019年3月に発表され、当時は2020年発売だったところから、2021年、2022年とたび重なる延期を発表(関連記事)。開発元の変更などもあった中、いよいよ2025年10月22日に発売を迎えることとなる。各ストアでは予約購入も開始となっている。

現在本作を開発するのは、イギリスのデベロッパーThe Chinese Roomだ。本スタジオはホラーアドベンチャーゲーム『STILL WAKES THE DEEP』などを手がけており、さまざまな賞を受賞している。『Vampire the Masquerade: Bloodlines 2』においても、ホラーゲームを手がけた経験が生きていることだろう。
『Vampire the Masquerade: Bloodlines 2』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)およびPS5/Xbox Series X|S向けに、10月22日発売予定。