『カービィのエアライダー』ではシティトライアルが「最大16人対戦」に。キャラ選択&全キャラコピー能力ありなどゲームプレイたっぷり公開

任天堂は8月19日、「カービィのエアライダー Direct」を放送し、『カービィのエアライダー』の最新情報を公開した。

任天堂は8月19日、「カービィのエアライダー Direct」を放送し、『カービィのエアライダー』の最新情報を公開した。

『カービィのエアライダー』は、ニンテンドーゲームキューブ向けに2003年に発売されたアクションレースゲーム『カービィのエアライド』の続編だ。同作は3Dスティックとワンボタンの組み合わせのみで走行するというシンプルな操作が特徴で、個性豊かな性能のマシンやさまざまなゲームモードが収録されていた。『カービィのエアライダー』はそんな同作の、22年ぶりの続編となる。

このたび「カービィのエアライダー Direct」が放送された。番組には前作に引き続きディレクターを務める桜井氏も出演。約45分間にわたってゲームプレイ映像を交えた紹介がおこなわれている。


まず、『カービィのエアライダー』にタイトルが変更された理由として、「ライダー」が選択可能になることが明かされた。カービィは弱点がなく万能、デデデ大王はヘビー級といった具合にライダーごとに性能の違いもあるという。このほかメタナイト、バンダナワドルディ、コックカワサキ、キャピィ、マホロア、グーイ、ワドルドゥ、ナックルジョー、スージー、スターマンが参戦することが明かされている。

今作ではライダーごとに自由にマシンを乗せ替え可能で、マシンの性能にも影響を与えるという。デデデ大王やメタナイトなど一部ライダーは敵に近づくと自動攻撃をおこなうそうだ。ちなみにコピー能力はカービィだけでなく、なんとすべてのライダーがコピー能力を使えるという。

またエアライドマシンも前作から続投するものも含めてさまざま登場し、マシンごとに多彩な性能がある。マシンごとに走行時の仕様が異なるマシンも紹介された。また本作ではスタータイプとバイクタイプに加えて、チャリオット、タンクスターが追加されることも公開されている。

なお本作でも、自動で前進するためボタンを押す必要がなく、スティックの左右とワンボタンで操作する点は健在。カーブでドリフトを兼ねたチャージを繰り返すという基本のゲームプレイや、ほとんどのマシンで滑空が可能といった仕組みも説明された。

さらに今作ではスペシャルボタンが追加。ゲージが溜まった時にボタンを押すとスペシャルワザが発動するシステムが導入されているそうだ。より速く進めるものもあれば攻撃に特化したものもあるという。カービィだけは4種類の色に応じて4つのスペシャルワザがあるとのこと。

モードとしてはまず、最大6人対戦でゴールを競うエアライドが紹介された。桜井氏による実際のゲームプレイも紹介されている。敵のマシンが撒き散らすスタースリップを集めるとスピードアップするため、後続有利だという。また敵に攻撃すると飛び散る星でもスピードアップが可能。ただし敵を攻撃することが主体ではなくあくまでレースゲームであり、ダメージリアクションは小さめに設定されているそうだ。

そして、今作でも「シティトライアル」が続投することが発表。今回でも箱庭空間であることは変わらないものの、空に浮かぶ島「スカイア」が舞台。花畑やビル街などさまざまな場所が存在するそうだ。制限時間5分で自由に走ってマシンを乗り換えてパワーアップ、スタジアムで決着を付ける基本のゲームプレイは継承される。ダイナブレイドなども前作から続投するそうだ。一方で新たに「ショートレース」「デスマッチ」といった仕組みが導入されるほか、対戦人数はなんと最大16人だという。

さまざまな点でパワーアップを果たす本作。45分間にわたってゲームプレイが大公開されており、詳しくは放送をチェックしておくといいだろう。

カービィのエアライダー』はNintendo Switch 2向けに11月20日に発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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