ペーパードライバー訓練シム『Paper Drive』8月20日発売へ、税込100円。発進には「シートベルト装着」も必要、“運転再開”におすすめのリアル教習ゲーム
Non-Motionは8月18日、『Paper Drive』を8月20日に早期アクセス配信開始すると発表した。PC向けに税込100円で販売。

Non-Motionは8月18日、『Paper Drive』を8月20日に早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Epic Gamesストア)。
『Paper Drive』はトレーニング重視の自動車運転シミュレーターだ。本作では長年運転から離れていたユーザー、いわゆる「ペーパードライバー」が、VR空間の中で運転の訓練をおこなうことができる。

本作では一般的なレースゲームと異なり、発進には“手順通り”の操作をおこなう必要がある。まずはシートベルトをしっかりと締め、エンジンを始動。パーキングブレーキを解除したらシフトレバーをDに入れ、ウィンカーを操作する。そして後方の安全を確認したのちにゆっくりと車を発進させるのだ。駐車ではシフトレバーをRに入れ、ルームミラーやサイドミラー、そしてカーナビに映るバックカメラ映像も活用しながら周囲を警戒。ゆっくり丁寧に車を止めることになる。

プレイヤーは「駐車」「右左折」「狭い道の走行」などのさまざまなシチュエーションを繰り返し練習することができ、実車での講習に挑む前の不安感を大幅に軽減できるという。実際の公道教習の回数が減ることで金銭的な負担も軽くなり、運転再開のハードルを下げる効果も期待されているそうだ。
そして本作はキーボード&マウスとコントローラーのほか、VRおよびステアリングホイール(ハンドルコントローラー)に対応。モニター画面とゲームパッドでは味わえないリアルな運転感覚を体験できるとのこと。ローポリなグラフィックながら、ミラーに映った風景やサウンドからはかなりの没入感が得られそうだ。

なお、本作は8月20日にまず早期アクセス版としてリリースされる。早期アクセス版では、車両1台と日本の教習所を模したステージ1つが含まれている。ユーザーからのフィードバックをもとに基本機能の完成度を高め、ボリュームや各種モードの追加をおこなっていくとしている。価格はボリュームや機能の充実に応じて変更される予定とのこと。税込100円とかなり安価に購入できるため、運転再開への一歩が踏み出せない方は試してみてはいかがだろうか。
『Paper Drive』はPC(Epic Gamesストア)向けに、8月20日早期アクセス配信予定。