Steamストアページを“大きく”刷新するアプデ到来、まずはベータ向けに。より幅広く、動画も盛れる

Valveは8月15日、Steamクライアントベータ向けに、ストアページのアップデートを実施。ストアページの幅が広くなるなどの変更がおこなわれている。

Valveは8月15日、Steamクライアントベータ向けに、ストアページのアップデートを実施した。同アップデートによってストアページの「幅」が広がったほか、ゲーム説明欄に動画ファイルを使用できるようになっている。

Steamのストアページでは、ゲームのスクリーンショットや動画などが掲載されている。また「このゲームについて」の欄ではゲームの説明が記載されているが、説明にともなって、具体的なゲームプレイが画像やアニメーションで説明されていることもある。

今回のアップデートでは、まずストアページのメインコンテンツのセクション幅が616ピクセルから780ピクセルへと拡大。具体的には動画やスクリーンショットが表示される幅が広がったかたちで、よりゲーム内容が一目で把握しやすくなるだろう。現行ストアページとベータクライアントのストアページを比較すると、明確に画像部分が広がっている様子がわかる。なお横にある概要欄についても若干の幅拡大を見せている。微々たる差ではあるものの、これまで見切れていた概要がすべて表示される、といったこともありそうだ。

『PEAK』のSteamストアページ
Steamクライアントベータにおける『PEAK』のストアページ

またSteamニュースによると、ストアページの説明欄にmp4やwebmといった動画ファイルをアップロードし、使用することができるようになったとのこと。現行のストアページではgifファイルがサポートされていたものの、画質や色深度を向上させるために追加のファイル形式をサポートしてほしいという要望がかねてより寄せられていたという。そのため、新たに動画ファイル形式に対応することとなったようだ。

『PEAK』における「このゲームについて」欄

なおアップデートではテキストおよび画像の配置サポートも追加された。画像/タイトルなどの中央揃えができるようになり、見せ方の柔軟性が向上したとしている。Valveによれば現時点ではベータクライアント向けの実装となっているものの、順調に進めば数週間で全ユーザー向けに公開される可能性があるという。新たな仕様となったことで、より個性的なストアページが見られることもあるかもしれない。

ちなみに、新仕様に適用するためには、高DPIディスプレイでの画質向上のため、画像幅を1560ピクセルとするよう推奨されている。そのほか現在ストアページ上にある既存の画像は再エンコードされていることや、ストアページ画像に関するベストプラクティスなどもニュースでは伝えられている。詳細については公式ニュースページを確認されたい。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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