ローグライク混沌メダル落とし『RACCOIN』発表。『Balatro』のパブリッシャーPlaystackが打ち出す、新たなドーパミン炸裂ゲーム
ローグライクメダル落としゲーム『RACCOIN: Coin Pusher Roguelike』が発表された。『Balatro』のパブリッシャーとして知られるPlaystackがパブリッシング予定。

パブリッシャーのPlaystackは8月15日、Doraccoonが手がける『RACCOIN: Coin Pusher Roguelike』(以下、RACCOIN)を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、日本語表示に対応する見込みだ。
本作は、デッキ構築型ローグライク要素のあるコインプッシャーゲームだ。プレイヤーはアライグマ(英語でraccoon)などの動物キャラとして、ゲームセンターでお馴染みのコインプッシャー(メダル落とし)をプレイ。ただ本作の特徴として、特殊なコインがさまざま存在。コイン同士のシナジーもありつつ、ステージ所狭しとコインが躍動する点が持ち味となりそうだ。予測不能なコイン落としに、「ドーパミンがとめどなく溢れ出す」とアピールされている。

『RACCOIN』には、100種類以上もの特殊コインが登場するという。たとえばタネコインと水コインを組み合わせると、マシンの中に“コインの木”が育つ模様。またネズミコインを追い詰める猫コインや、大爆発する原子力コインなども存在するそうだ。トレイラーではステージ内で竜巻が巻き起こる様子などもみられ、特殊コインによる混沌としたコイン落としが楽しめることだろう。
またトレイラーでは、コインの購入画面も確認可能。コインに特別なメッキを施してコンボをアンロックする要素もあるそうで、デッキ構築的な要素となるのだろう。またSteamストアページの公式説明によれば、プレイヤーキャラとしてはアライグマのほか、犬やウサギといった動物をモチーフとしたキャラがさまざま登場するという。それぞれ独自のコインや戦略を備えているとのことだ。


本作を手がけるのは中国に拠点を置く若手開発者によるチームDoraccoon。本作がSteamにおける初開発作品となるようだ。そんな本作のパブリッシングは、人気パブリッシャーPlaystackが担当。LocalThunk氏が手がけるデッキ構築ローグライクポーカーゲーム『Balatro』のパブリッシングを担当していることでも知られる企業だ。
『RACCOIN』も中毒性のあるデッキ構築ローグライク要素が持ち味とみられ、Playstackのサポートでどのように磨き上げられていくのかは期待されるところ。またSteamストアページには日本語表示にも対応予定と記載されており、同社によるローカライズもおこなわれるようだ。
『RACCOIN: Coin Pusher Roguelike』はPC(Steam)向けに発売予定。オープンプレイテイストが現地時間8月18日から実施予定となっており、ストアページにて「アクセスをリクエスト」することが可能だ。