子猫がデスクトップで釣りをしてくれる放置ゲーム『ねこねこ釣り日記』が「癒される」と評判。風景や環境音に癒されながら釣りまくり、崩壊した世界の謎も解く

デベロッパーのCutefishは8月8日、デスクトップ放置ゲーム『ねこねこ釣り日記(Fischer's Fishing Journey)』を配信開始した。さっそく多くのプレイヤーが集まり、「癒される」として好評を博している。

デベロッパーのCutefishは8月8日、デスクトップ放置ゲーム『ねこねこ釣り日記(Fischer’s Fishing Journey)』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示にも対応している。さっそく多くのプレイヤーが集まり、「癒される」として好評を博している。

『ねこねこ釣り日記』は、かわいい子猫の釣り人がデスクトップ上で自動的に釣りをする放置ゲームだ。ウィンドウモードでデスクトップ隅にゲーム画面を配置できるほか、全画面モードで表示したり、デスクトップの壁紙として動作させたりすることができる。

ゲームを開始すると、雨音やせせらぎ音などの環境音が聞こえる穏やかな場所で、子猫が自動的に釣りを開始。子猫はプレイヤーが作業中であったり、ほかのゲームをプレイ中でも魚を釣り続ける。寄せ餌を使うことで一時的に釣りスピードを大幅にアップしたり、子猫が群れを発見したタイミングでミニゲームによりたくさんの魚を捕まえるといったプレイヤーが操作する要素も用意されている。とはいえ本作は放置ゲームなので、基本的にはほかの作業をしながら、定期的に釣果を確認するといったプレイスタイルが主になるだろう。

釣った魚でカゴがいっぱいになるとそれ以上は釣れなくなってしまうため、プレイヤーは釣れた魚を売却することで小魚コインを稼いでいく。また、魚を水槽に入れれば種類によってコインを生み出してくれる。そうして溜まったコインを使って、釣り具のアップグレードや餌の購入、水槽の拡張や新たな釣りスポットなどを開拓していく。

釣れる魚は、場所・時間・天候・餌の組み合わせによって変化。現実の一般的な魚から、ボトル魚や歯ブラシ魚といった不思議な魚まで50種類以上の魚が登場する。稀に釣れる色違いのレア魚も出現するため、コンプリートを目指して放置と釣り具の強化を繰り返すのだ。

さらに、本作にはストーリー要素も存在。ロケーションごとに出会うさまざまな動物の仲間たちと会話し、特定の魚を渡すといったお願いを聞いていくことで、この星に眠る過去や物語が少しずつ明らかになっていく。ストアページによれば、穏やかな風景の裏側に隠された、やさしさと小さな奇跡が描かれるという。スクリーンショットには崩壊したビルの屋上で釣りをする風景も映っており、この世界の全貌を解き明かすことも大きな目的となっている。

本作は8月8日にSteamにて配信され、Steamユーザーレビューは169件のうち95%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。投稿数が増えれば「圧倒的に好評」ステータスとなりそうな高評価となっている。また、Steam同時接続数もピーク時に約3000人を記録しており、毎日プレイヤーが増え続けている状況だ(SteamDB)。

Steamユーザーレビューでは、可愛らしい猫のキャラクターとアニメーション、美しい手書きイラスト風の背景アート、そしていわゆるチル系のBGMと環境音といった穏やかな雰囲気が大きな魅力として受け入れられているようだ。また、壁紙モードがあることで、邪魔になることがなく作業に没頭することができるとの声も。そうした要素があいまって、のんびりとリラックスしながら癒されるゲームとして高く評価されている。

なお、本作の壁紙モードは現在テスト段階であり、一部の環境においては問題が発生することが公式より発表されている。壁紙モードで設定ボタンが画面外に表示された場合には、ゲーム側で壁紙モードから変更ができなくなってしまう。この症状が発生した場合は、タスクトレイからゲームのアイコンを右クリックし、「ウィンドウモードに戻す」ボタンにより壁紙モードから変更することが可能だ。特に、マルチモニター環境では壁紙モードが機能しないことがあるため、ウィンドウモードや全画面モードでプレイするといいだろう。

『ねこねこ釣り日記』はPC(Steam)にて配信中。8月22日まで10%オフで購入できるリリース記念セールも開催中だ。

Haruki Maeda
Haruki Maeda

3DアクションRPGと犬をこよなく愛するPCゲーマー。『フォールガイズ』のようなわちゃわちゃ系も大好きです。

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