『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』非常に好評で滑り出し。新たな「脱出パート」も感触良好
スパイク・チュンソフトは7月25日、『伊達鍵は眠らない - From AI:ソムニウムファイル』)を発売。Steamにてさっそく好評を受ける滑り出しとなっている。

スパイク・チュンソフトは7月25日、『伊達鍵は眠らない – From AI:ソムニウムファイル』(以下、『伊達鍵は眠らない』)を発売した。対応プラットフォームはNintendo Switch/Nintendo Switch 2/PC(Steam)。本作はリリース後、Steamにてさっそく好評を受ける滑り出しとなっている。
『伊達鍵は眠らない』は、特殊捜査官の伊達鍵が行方不明のイリスを探して存在するはずのないUFOを追う、『AI:ソムニウムファイル』シリーズのスピンオフ作品だ。オリジナルの『AI:ソムニウムファイル』は、打越鋼太郎氏がシナリオなどを手がけた、2019年発売の本格アドベンチャーゲームである。
『伊達鍵は眠らない』は、伊達鍵による新たな捜査が描かれる脱出×推理アドベンチャーとなっている。本作では、過去の事件を通じた伊達の知己であるネットアイドル・左岸イリスが「UFO」に攫われる。伊達はイリスとの一縷の通信を頼りに、イリスが傘下させられた危険な脱出ゲーム「The Third Eye Game」のクリアをに協力。「レプティリアン」「第三の目」「グレートリセット」など、オカルトめいた不可解な要素が散りばめられた事件の真相に迫っていく。

本作のゲームプレイは、捜査パート、ソムニウムパート、脱出パートの3つで構成される。捜査パートにおいては、人々やロケーションを訪ね歩き今回の事件の手がかりを捜査。ソムニウムパートでは、対象の深層心理に入り込み真実を探る。シリーズ新登場の脱出パートでは、イリスらを操作して脱出ゲームに挑み、物語を展開させていく。なお本作で打越鋼太郎氏は、シナリオ監修を担当。ディレクターおよびシナリオは、山田和也氏が手がけている。

そんな『伊達鍵は眠らない』は7月25日のリリース後より好調な滑り出しを見せている。本作はSteamユーザーレビューにて、本稿執筆時点で約400件中83%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。レビュー内容としては、ボリュームが小粒な点などが残念がられる一方で、脱出パートは過去作ファンにも概ね好評となっている。
なお、本シリーズ過去作のSteamにおける評価としては、『AI: ソムニウム ファイル』『AI:ソムニウムファイル ニルヴァーナ イニシアチブ』いずれもSteamにて「非常に好評」ステータスを獲得。『伊達鍵は眠らない』も、シリーズ過去作の水準に並ぶ好評を受けているかたちだ。
『伊達鍵は眠らない』は、Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PC(Steam)向けに発売中。