物理演算・マルチ対応職場乱闘ゲーム『Stick It to the Stickman』8月19日早期アクセス配信へ。事務用品からチェーンソーまで持ち出す、上司わからせアクション

Devolver Digitalは8月5日、『Stick It to the Stickman』を8月19日に早期アクセス配信すると発表した。本作は棒人間が職場で暴れるアクションゲームだ。

パブリッシャーのDevolver Digitalは8月5日、『Stick It to the Stickman』を8月19日に早期アクセス配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。シングルプレイのほかローカルおよびオンラインでのマルチプレイにも対応するとのこと。

『Stick It to the Stickman』はローグライク要素もあるというアクションゲームだ。プレイヤーが操作する主人公は、仕事を持たず道端で飲んだくれる青い棒人間。求人募集の話を耳にし会社を訪れ、職に手にするや否や、同僚や上司を拳で蹴散らしていく。自身の実力を見せつけ、ビジネスの場で成り上がっていくのだ。

本作は物理演算に基づいた戦闘が特徴。ステージやNPCを派手に吹き飛ばしながら戦っていく。道中では多種多様な技を取得・アップグレードすることで、より激しい攻撃を繰り出せるようになる。武器としてはホッチキスなどのほか、銃や刀にチェーンソーといった各職場におなじみのアイテムが登場するようだ。

なお各ステージ間は、見下ろし視点の3Dワールドを移動する。本作では子会社の設立や他社の買収によって、新たなボスや武器などの要素が解放されていく仕組みだ。少しずつ事業を拡大し、街での存在感を高めていくことになる。

本作の開発を手がけるのは、南アフリカ・ケープタウンを拠点とするインディースタジオFree Lives。『GORN』や『Anger Foot』など、過激なテーマでありながらもどこかコミカルな毛色のタイトルを多く制作してきたスタジオだ。本作も例に漏れず、職場でお構いなしに暴れ回るという尖ったコンセプトの作品となっていそうだ。

本作は8月19日にまずは早期アクセスで配信予定。具体的な終了日は決まっていないものの、その後約1年間にわたって毎月大規模なコンテンツアップデートをおこなうとしている。製品版では会社の規模がさらに拡大される計画で、製造業、研究センター、ロビー活動といったゲームプレイが全く異なるさまざまなステージが追加されていくようだ。なお、コンテンツ量が増加するにつれて値上げが予定されているという。itch.ioおよびSteamでは現在本作の無料デモ版が配信されているため、興味をもった方はプレイしてみてほしい。

『Stick It to the Stickman』はPC(Steam)向けに、8月19日早期アクセス配信予定。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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