実在VTuber育成“ガチ戦闘”ゲーム『虚环(Virtual Circle)』、PV合計1400万再生で話題沸騰中。エモ日常育成パート&推しの白熱しばき合いの異色融合
テンセントは8月4日、『虚环(Virtual Circle)』のゲームプレイ映像を公開。すでにPVは600万再生を突破しており、初報PVとあわせて1400万再生も記録。注目度の高さがうかがえるタイトルとなっている。

テンセントは8月4日、『虚环(Virtual Circle)』のゲームプレイ映像を公開した。約20分の映像はbilibiliにおいてはすでに600万再生を超える盛り上がりを見せており、映像の中では実際に活動しているVTuberなどのバーチャルストリーマーが登場している。
『虚环(Virtual Circle)』はCDDが開発を手がける戦略育成ゲームだ。本作には七海さん、雫るるさんといった実在のバーチャルストリーマーが登場。そしてそのバーチャルストリーマーたちは、実は『虚环』のパラレルワールドにおいては、“戦闘アイドル”として活動しているのだという。

公開された映像では、バーチャルストリーマーたちが剣などの武装を携え、チームでの戦闘をおこなったりする様子が映されている。一方で『虚环』の作中世界では、バーチャルストリーマーたちをトレーニングし、ステータスを向上させたりしている様子もうかがえる。通常世界ではトレーニングメニューを組んだり、会話イベントを楽しんだりしつつ、育成を進めることになるようだ。そして育てたステータスや習得したスキルなどを用いて、パラレルワールドにて戦略を立て、戦闘をこなしていくのだろう。
なお本作に登場するバーチャルストリーマーのうち、星瞳さんはリアル風な3Dモデルを特徴としている。しかし『虚环』においては、七海さんたちと同様のアニメ風のモデリングとなっており、ある程度の雰囲気の統一が図られているようだ。また映像を見るに通常世界の部屋は写実的でリッチなグラフィックで構築されており、会話シーンから育成メニュー、そしてメニュー画面からスマートフォンでの交流メニューのようなUIにシームレスに移行する様子が確認可能。没入感にこだわった作りになっているのかもしれない。

本作は2024年8月に初報PVが公開。そして約1年経過した今回は、その詳細なゲームプレイがお披露目されたかたちだ。初報PVと今回のPVは本稿執筆時点で、あわせて約1400万回再生を記録。現行の人気タイトルの数々とも肩を並べるほどの注目を集めている作品となっているわけだ。
本作の開発者によると、今では「V圏」として広がるバーチャルストリーマーなどの文化圏の関係者として、V圏の物語をより大きな舞台へ登らせ、多くの人々に届けたいと考えているという。またユーザーによってバーチャルストリーマー、バーチャルアイドルの好みなどが異なることにも触れつつ、本作を通じて、自分の考えたチームを育成し、構築できるようなゲームを目指しているとのこと。
そして動画の最後では2026年1月にベータテストが実施されることが明かされた。プラットフォームや開始日などはまだアナウンスされていないが、公式サイトが開設されているため、後日サイトなどを通じて発表があるものと思われる。なお公式サイトでは本作の出演者を募集中のようだ。
『虚环(Virtual Circle)』は開発中だ。2026年1月にはベータテストの開催が予定されている。