異能力生肉アクション『サイコロステーキの亡霊』9月1日リリースへ。ゴーストの記録/再生でステージを攻略、“焼けすぎたら”廃棄

Rikuya Waki氏は8月3日、『サイコロステーキの亡霊』を9月1日にリリースすると発表。本作は生のサイコロステーキが能力を駆使してゴールを目指すアクションゲームだ。

Rikuya Waki氏は8月3日、『サイコロステーキの亡霊』を9月1日にリリースすると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は200円。ストアページによると、日本語を含めた全8言語に対応するそうだ。

『サイコロステーキの亡霊』は、生のサイコロステーキがゴーストを駆使してなるべくレアなままゴールを目指す、サイコロステーキを操作するアクションゲームである。本作でプレイヤーは、四角く整形された生のサイコロステーキを操り、ステージを攻略していく。進行ルート上には、狭い足場や壁、レーザートラップなどの障害物が待ち受けている。さらにサイコロステーキは肉なので、熱い鉄板に触れている間は加熱される。火が通り過ぎて黒焦げになってしまうと、食べられないため廃棄になるのだという。本作では障害物や焼き加減にも気をつけながら、ゴールを目指してステージを進むわけだ。

そんなステージに対して、本作のサイコロステーキにはゴーストを生み出す特殊能力が備わっている。サイコロステーキの生み出したゴーストは、過去にサイコロステーキがおこなった行動を再現する。たとえば、ゴーストの記録を開始した瞬間にジャンプし、最高点でゴーストを生成すると、ゴーストを足場として2弾ジャンプが可能。ゴーストを上手く利用すると、3段ジャンプや4段ジャンプもできるという。

またアクションとしては、サイコロステーキは潰れることで、操作精度をあげられる。潰すアクションに姿勢制御と下への力が備わっており、着地の手助けになるのだという。本作ではゴースト生成能力や潰れるアクションを駆使して、ステージを踏破するのだ。ストアページによると、想定プレイ時間は1時間から5時間程度。ステージは大きくわけて6種類のコースが連なっており、チェックポイントが14個存在しているという。また難易度はEASY/NORMAL/HARD/1STEAKの4段階用意されており、選択難易度によってクリア報酬のスキンが異なるそうだ。

本作は、Rikuya Waki氏が開発している。過去作としては、無限オーリーゲームズ名義で『遺品』などをリリース。2024年3月配信の『3秒ばなな』では、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー41件中97%の好評率となっている。同作では3秒ルールを題材にしたシンプルなアクションとして、プレイヤーから評価されていたようだ。

本作は、そんな『3秒ばなな』が好評だった同氏による、食べ物を主人公にした新作アクションゲームとなっている。ストアページ上では、ちょっと難しいとされており、歯ごたえのあるゲームプレイが待っているのかもしれない。

『サイコロステーキの亡霊』はPC(Steam)向けに、200円で9月1日リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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