“現実と似て非なる異界”脱出ホラー『飢界』発表、今月リリースへ。異界の住人に食べられてはいけません

個人ゲーム開発者のUnderDoor(アンダードア)氏は8月1日、『飢界』を発表した。化け物の徘徊する不気味な異界からの脱出を目指すホラーゲームだ。

個人ゲーム開発者のUnderDoor(アンダードア)氏は8月1日、『飢界』を発表した。同作はPC(Steam)向けに8月リリース予定。Steamのストアページが公開中となっている。

『飢界』は、化け物の徘徊する不気味な異界からの脱出を目指す、ホラーゲーム作品である。本作で主人公は、職場からの帰宅中に神隠しのようなものにあってしまう。迷い込んだ異界には、様子のおかしな看板や異界の住人たちが存在していた。主人公は異界からの脱出を目指して、周囲を探索。脱出を目指して恐怖と怪異たちに対峙するゲームプレイが待ち受けているようだ。

主人公の迷い込んだ異界には、レバーが点在しているという。本作ではそうしたレバーを引くと、新たな道が現れる。プレイヤーはマップを探索し、レバーを作動させながら脱出手段を探すのだろう。また動画を見る限り、本作の異界には様子のおかしな看板や掲示物などが多数存在。ストアページによると、異界の住人たちには食べられてはいけないのだという。ビデオカメラ風のグラフィックで描かれる不気味な異界自体も本作の特徴だろう。

本作は、個人ゲーム開発者のUnderDoor氏が手がけている。過去作としては『廃層』『変死体58番』『音信』など、主にホラーゲームやクリーチャーと戦うゲームなどを制作してきた。2025年3月に配信された前作『PARALLEL RIFT』は、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー27件中92%の好評率となっている。

本作は、同氏のX(旧Twitter)アカウントにて、異世界脱出ホラーゲームなどとして6月頃より制作中の動画が公開。8月に入ってタイトルやストアページが公開された。なお同氏の作品としては、マルチプレイ対応の『タタリメ』も開発中。本作は『タタリメ』の制作も進めつつ開発されているようだ。

『飢界』は、PC(Steam)向けに8月リリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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