『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』8月7日発売へ。『Fate/stay night』の後日談/ファンディスクが、HDリマスター化
アニプレックスは8月2日、『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』を8月7日に発売すると告知した。PS Vita版をベースにした、HDリマスター版だ。

アニプレックスは8月2日、『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』を8月7日に発売すると告知した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)で、価格は税込3500円。PS Vita版をベースに、HDリマスター化されているそうだ。
オリジナルの『Fate/hollow ataraxia』は、TYPE-MOONから2005年にPC用として発売された、成人向けの伝記ビジュアルノベルである。同作の冬木市では第五次聖杯戦争から半年後、なぜかいなくなったはずのサーヴァントたちが再び現界し、穏やかな日常を満喫していた。矛盾した毎日を誰も不思議に思わず、繰り返す日常。そんな中、衛宮士郎は何者かが聖杯戦争を再開しようとしていると考え、調査のために夜回りを始める。繰り返す4日間での冬木市の賑やかな日常と、もう一つの聖杯戦争が繰り広げられる。

同作でプレイヤーは4日間の昼夜を、行き先を選んで行動していく。各地にはキャラクターたちとのエピソードや、メインストーリーと関連する出来事などが存在している。4日間を繰り返す中で、サーヴァントたちとのありえない賑やかな時間などを過ごしていくのだ。要素としては、「トラぶる花札道中記」「風雲イリヤ城 ~とつげきアインツベルン~」などのミニゲームも収録。『Fate/stay night』の後日談かつファンディスクとして、新たな戦いとコミカルな日常が描かれていた。製作では原画を武内崇氏、シナリオを奈須きのこ氏を含むメンバーが担当している。オリジナル版のリリース後には、2014年に全年齢向けのPS Vita版が発売。同バージョンではボイスやミニゲームの追加などもおこなわれていた。


本作『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』は、そんな『Fate/hollow ataraxia』のリマスター版となる。本作ではPS Vita版『Fate/hollow ataraxia』をベースに、ゲーム画面を16:9へと再レイアウトしてHDリマスター化。さらに英語や中国語(簡体字)にも対応するとのこと。全年齢向けのバージョンが、HDリマスターと共にPCとNintendo Switchで遊べるようになるわけだ。なお収録ミニゲームについては一部変更があり、「カプセルさーばんと」については収録されない。新モード「とびだせ!超時空トラブル花札道中記EX」では、「トラぶる花札」シリーズ登場のすべてのチームでフリー対戦ができるそうだ。

『Fate/hollow ataraxia REMASTERED』はNintendo Switch/PC(Steam)向けに、税込3500円で8月7日発売予定だ。なお本作は、ダウンロード版のみの販売になるそうだ。