マルチ対応ミクロ世界サバイバル『Grounded 2』前作以上の賑わいとなるロケットスタート。今秋の大型アプデでは日本語対応へ
マイクロソフトは7月30日、サバイバルゲーム『Grounded 2』の早期アクセス配信を開始した。本作は前作『Grounded』を超える盛況を記録している。

マイクロソフトは7月30日、サバイバルゲーム『Grounded 2』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|Sで、Xbox/PC Game Pass向けにも提供。早くも本作は、前作を超えるプレイヤー数で賑わう人気となっている。
本作は、虫のようなサイズに身体が小さくなってしまった子供となり、裏庭を舞台にサバイバルをおこなうゲーム『Grounded』の続編だ。マイクロソフト傘下のObsidian Entertainmentが、Eidos-Montréalと共同で開発している。

『Grounded 2』は、ソロプレイおよび最大4人でのオンライン協力プレイに対応。前作での出来事から2年後、4人の少年少女たちはふたたび身体が小さくなって、オープンワールドの裏庭世界をサバイバルすることになる。自然豊かなマップは、最初のエリアだけで前作のマップ全体に相当する広さがあり、探索して資源を集め、道具や拠点をクラフトするのだ。
何もかもが巨大に見える本作の世界では、虫は大きな脅威だ。前作に登場した虫に加え、たとえばプレイヤーの攻撃を防ぐなど、新たな能力をもつ虫も追加されている。一方で本作には、卵から孵化させ育てることで、虫を乗り物にできるバギー要素が導入。種類により独自の能力があり、戦闘や資源収集、建物建設などでも役立ってくれる。
このほか、ハンマー・斧・スコップ・レンチがひとつの多目的ツールに統合され、前作よりも遊びやすさが向上しているほか、新しい戦闘メカニズムの導入なども実施。また、今後さらに開発が進められるにつれ、背景となる謎めいた物語が展開されていく。


本作は、本日7月30日に早期アクセス配信が開始。PC(Steam)版の同時接続プレイヤー数を確認すると、これまでのピーク時には約5万人にまで達した(SteamDB)。ちなみに前作では、週末無料プレイが実施された当時の約3万2000人が最高記録となっており、大幅に記録更新した格好だ。
本作は、Xbox/PC Game Pass向けにも提供されているため、全体ではこれをはるかに上回るプレイヤー数となっているものと想像される。ストアに投稿されたユーザーレビューの数では、米国Microsoft StoreだけでSteamへの投稿数を1000件ほど上回っている状況である。
そのユーザーレビューに関しては、本稿執筆時点でSteamでは約1500件のうち74%が好評とする「やや好評」ステータス。ゲーム内容についてはおおむね好評であるが、最適化不足によるパフォーマンスの問題やバグの存在によって、やや評価が下がっている。ちなみに、上述した米国Microsoft Storeでのユーザーレビューでは5点満点中4.7を記録しており、こちらはかなり評価が高い。
本作の今後については、今年の秋と冬、そして来年の夏に大型アップデートの配信が計画されている。今秋の大型アップデートでは、日本語対応がおこなわれるほか、AXLと呼ばれる存在の登場が示唆。その後も、新たな種類の虫やクラフトアイテムの追加など、さまざまな要素の導入が計画されているようだ。詳しくはロードマップを確認してほしい。
『Grounded 2』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。