無期延期中だったエクストリーム山下りゲーム『Descenders Next』いきなり早期アクセス配信開始。最大12人プレイ対応、スノボやマウンテンボードで山を華麗に駆け抜ける

No More Robotsは7月22日、エクストリームスポーツゲーム『Descenders Next』の早期アクセス配信を開始した。

パブリッシャーのNo More Robotsは7月22日、RageSquidが手がけるエクストリームスポーツゲーム『Descenders Next』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、Xbox/PC Game Pass向けにも提供されている。

本作は、自転車競技のダウンヒルをテーマにした人気スポーツゲーム『Descenders』に続く作品だ。今回はスノーボードとマウンテンボードが採用。ソロプレイおよび最大12人でのオンラインマルチプレイに対応する。

『Descenders Next』では、スノーボードとマウンテンボードがゲームモードとして用意され、好きな方を選んでプレイ可能。スノーボードは雪山を、マウンテンボードは緑豊かな夏山を舞台とし、多数のルート分岐が用意されたマップにてステージを選択し、クリアしてはルートを進んでいく。マップやステージは、プレイするたびにランダム生成される。

スノーボード向けには、オープンな環境の雪山でゴールを目指して滑ったり、あらかじめ決められたコースでベストタイムを目指したり、あるいはジャンプ台やレールなどのオブジェクトが配置されたコースでトリック(技)を決め、ハイスコアを目指したりといった種類のステージが存在。リアルな物理表現と、柔軟なトリックシステムをもとに、ライダーの動きを上手くコントロールしながら滑走する。

一方のマウンテンボードは、前作『Descenders』により近いスタイルのステージが用意。トリックを決められるポイントやカーブの多さ、および急峻度のバランスの異なるステージがランダム生成され、ゴールまでの道は存在するが、どこを滑っても構わない。なお、基本的な操作はスノーボードと共通化されている。

プレイヤーには体力が存在し、着地に失敗したり樹木などに衝突したりして転倒するたびに体力が失われ、ゼロになるとゲームオーバー。また新たにランダム生成されたマップにてやり直しとなる。ステージでは、たとえば特定のトリックを指定回数決めるなどのサブ目標が提示されることがあり、それを達成してゴールすれば体力が追加される仕組みとなっている。

このほか、プレイ内容に基づく評判システムが用意され、評判を高めることでカスタマイズアイテムをアンロック可能。実在ブランドのアイテムを含む、ボードや衣装などを入手できる


本作は、当初は今年4月に配信される予定だったが、体験版でのプレイヤーからのフィードバックを受けて無期延期されていた。そして本日7月22日に、本作の最新情報を届ける「Descenders Day」と題した動画が公開。ついに新たなリリース日が発表されるのではと注目を集めるなか、いきなり配信開始されるというサプライズとなった。

本作の早期アクセス配信は2年間ほど続けられる計画で、今後さらに開発が進められる中では、新たなステージ環境やマルチプレイ向けのゲームモード、カスタマイズアイテムの追加、Mod対応などが実施予定。また、スノーボードとマウンテンボードにとどまらず、さらなる競技を導入することも検討しているそうだ。

『Descenders Next』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S/Xbox One向けに早期アクセス配信中。価格はSteam版が3400円で、Xbox版が3500円。Steamでは、8月5日までは10%オフの3060円(いずれも税込)で購入可能となっている。また、本作はXbox/PC Game Pass向けにも提供されている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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