アメリカ高校生活オープンワールド『Agefield High: Rock the School』発表。授業にサボりにバイト、卒業までのイケイケ高校生活……ただし補導されない範囲で

アメリカの高校生となって生活するオープンワールドゲームだ。舞台となるのは2000年代初頭。

デベロッパーのRefugium Gamesは7月20日、オープンワールドゲーム『Agefield High: Rock the School』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2026年上半期に配信予定。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

本作はアメリカの高校生となって生活するオープンワールドゲームだ。舞台となるのは2000年代初頭。主人公のSamは卒業まであと3か月というタイミングで、両親の都合により引っ越し。Agefield高校に転校することになる。新たな街にやってきたSamは、残り少ない高校生活を謳歌する。

『Agefield High: Rock the School』では、学校・都市部・田園地帯の3か所が主な舞台となるそうだ。全体として小規模なオープンワールドになるそうで、主人公の主な移動手段は自転車になる様子。車社会のアメリカで車をもたない、米国の高校生の行動範囲を体験できる作品になるのかもしれない。また想定プレイ時間は10時間弱とのことで、オープンワールドゲームとしてはコンパクトな作品となるようだ。

学生である主人公はもちろん授業に出なければならない。真面目な高校生として行動すると、当然ながら平日の日中は学校から離れられないようだ。しかし本作では授業をサボることも可能。高校へ行かず、サイドミッションをこなしてお金を稼いでもいいそうだ。“イケてる”高校生として自由に生活することになるが、やりすぎると先生やお巡りさんのお世話になってしまうという。

そんな本作の目的は、学校中を揺るがすようなデカいことをしでかし、伝説として名前を残すことだという。転校してきたばかりの主人公Samは、転校初日に声をかけてきた二人のクラスメイトと協力し、とある計画を実行に移すのだそうだ。メインミッションは30個用意され、エンディングは2種類存在するとのこと。Samは本当に伝説になれるのか、そもそも無事に卒業できるのか。高校生活の結末は分岐することになるようだ。

本作を手がけるRefugium Gamesはドイツ・ハンブルクに拠点を置くゲームスタジオだ。過去には複数のホラーゲームをリリースしている。初作品の『Greyhill Incident』はあまり評価が振るわなかったが、続く作品の『Vacant’s Mine』はレビュー数は少ないものの一定の評価を得ている。本作『Agefield High: Rock the School』はこれまでとは作風が変わり、コミカルで明るい作品になるようだ。


『Agefield High: Rock the School』はPC(Steam)向けに、2026年上半期に配信予定だ。ストアページの表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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