ダイソーの昆虫対戦カードゲームがなんとNintendo Switch向けゲームに。『蟲神器 めざせ!最強の蟲主』発表、オンライン対戦にも対応予定
日本コロムビア株式会社は7月18日、『蟲神器 めざせ!最強の蟲主』をNintendo Switch向けに今秋リリースすると発表した。本作はDAISOが販売しているオリジナルカードゲームを原作としたタイトルだ。

日本コロムビア株式会社は7月18日、『蟲神器 めざせ!最強の蟲主』をNintendo Switch向けにリリースすると発表。2025年秋の発売を予定している。
本作は100円ショップDAISOにて販売されている、DAISOオリジナルトレーディングカードゲーム『蟲神器(むしじんぎ)』を原作としたゲームタイトルだ。カブトムシやクワガタムシといった昆虫をはじめ、カマキリやクモ、バッタなどの虫や、海外の虫、珍しい虫などが数多く登場する。
カードゲームの『蟲神器』では、20枚のデッキを使い、1対1でプレイする。カードに設定されたコストを支払い、カードを使用するルールだ。相手の縄張りにあるカードを0枚にしたうえで相手本体に攻撃するか、山札がなくなった際に、縄張りの数が多い方が勝利となる。ここで縄張りとは、自身が場に出した虫が破壊されたり、本体が攻撃されたりした場合にカードを引く場所である。なお肉食の虫や蜜を吸う虫、草食の虫などが色別に分類されており、虫そのものの解説文も記載されている。そのため遊びつつも虫についての理解を深められるようになっている。
そんな『蟲神器』が、この度デジタルゲームとなってNintendo Switch向けに登場することが発表された。『蟲神器 めざせ!最強の蟲主』に収録されるカードは、現在販売中のスターターセットから第5弾までの全カードに加え、今年8月上旬に発売予定のブースターパック第6弾までの437種のカードが収録されるとのこと。ゲームを進めることにより、実際に販売されているすべてのカードが利用できるため、思う存分好きなデッキを組むことができるだろう。
また『蟲神器 めざせ!最強の蟲主』では一人プレイ用のストーリーモードが収録。プレイヤーはカードを集めつつストーリーを進行していくこととなる。ストーリーで展開されるバトルは原作『蟲神器』のルールに準拠。ストーリーを進めていくと、自然と遊び方やカードの使いどころが身につくようだ。
なお本作はオンラインおよびローカルでの2人プレイに対応。さらに他プレイヤーが組んだデッキをCPUに使わせ、勝負させる模擬対戦も可能だ。相手のカードデッキがどのように回るのかや、弱点分析といった研究にも役立てられるだろう。『蟲神器』は頻繁に公認大会が実施されていることもあり、オリジナル版のカードゲームをプレイしているユーザーも、デッキのシミュレーターなどとして活用できるかたちだ。
『蟲神器 めざせ!最強の蟲主』は今秋Nintendo Switch向けに発売予定だ。