アニメ「サイバーパンク: エッジランナーズ2」制作発表。TRIGGERがナイトシティを再び描く

CD PROJEKT REDは7月5日、「サイバーパンク: エッジランナーズ2」の制作を発表した。

CD PROJEKT REDは7月5日、アメリカ・ロサンゼルスにて開催されているAnime Expoのパネルディスカッションにて、アニメシリーズ「サイバーパンク: エッジランナーズ2」の制作を発表した。

「サイバーパンク エッジランナーズ」はCD PROJEKT REDが開発するオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』の世界を舞台にしたアニメーション作品だ。CD PROJEKT REDと日本のアニメ制作会社TRIGGERの共同で制作された。混沌の街ナイトシティにて母を亡くした主人公のデイビッドは、謎めいたネットランナーであるルーシーとの出会いをきっかけに、アウトローの傭兵“サイバーパンク”として名を馳せていく。

アメリカ・ロサンゼルスでは、現地時間7月3日から7月6日までAnime Expoが開催中で、今回の発表は同イベントにておこなわれた。パネルディスカッション「Cyberpunk: Edgerunners — Behind the Scenes With its Creators」では、特別ゲストとして「サイバーパンク:エッジランナーズ」の監督である今石洋之氏が登壇。同作の制作秘話などがかわされたのちに、続編「サイバーパンク: エッジランナーズ2」が発表された。

今石氏によれば、続編となる「サイバーパンク: エッジランナーズ2」ではTRIGGER所属の五十嵐海氏が監督を務めるとのこと。同氏にとっては本作が初監督作品となる。また前作でもプロデューサー兼ストーリーライターを務めたバルトシュ・シュティボル氏が続投し、リードキャラクターデザイナーには菅野一期氏、シリーズ構成には大塚雅彦氏が迎えられる。前作を手がけたスタッフが続投しつつも、五十嵐氏率いる新たな布陣で制作されるとのこと。

監督の五十嵐氏は公開されたビデオメッセージにて、ナイトシティでの贖罪と復讐が生々しく描かれると紹介。前作の主人公デイビットの物語は終わりを迎えたとされており、新たなキャラクターが登場するようだ。

なお、前作に引き続きNetflixでの配信が予定されている。配信時期などについての詳細は未定のようだ。続報にも期待したい。

Shion Kaneko
Shion Kaneko

夢中になりやすいのはオープンワールドゲーム。主に雪山に生息しています。

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