のんびりペット育成放置ゲーム『デスクペット屋』着実に評判高まる。ポモドーロモードなど機能充実、懐かし癒し系ゲーム
Captcha Gamesは6月18日、『デスクペット屋』をリリースした。デスクトップ放置系のペット育成シミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのCaptcha Gamesは6月18日、GinkgoGamesが手がける『デスクペット屋』をリリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作は、さっそく高い評価を得ているようだ。
『デスクペット屋』は、放置系のシミュレーションゲームだ。プレイヤーは、デスクトップ上でたくさんのペットを集めて育てる。


本作では、ペットがデスクトップ上を自由気ままに動き回る。プレイヤーはクレーンゲームをプレイすることで、新たなペットをお迎えすることが可能だ。本作では個性豊かな100種類以上のペットをコレクションできる。ペットたちはドラッグ&ドロップで好きな場所に移動させることができ、プレイヤーが建てた家の中に配置することも可能。部屋のデザインや位置は、自分好みにカスタマイズできる。部屋にペットを住まわせると、プレイヤーは家賃としてコインを獲得する。コインは新しいペットを迎え入れたり、部屋の設計図を手に入れるために必要なアイテムだ。
デスクトップ下部にいるペットたちは、クリックに反応して動き、かわいらしいアクションを見せてくれる。また、フルーツなどの食べ物を与えることも可能だ。さらに、ペットを冒険に送り出せば、部屋の増築に必要な建材を集めてきてくれる。こうしたペットとの触れ合いを通じて、コインやハートといったさまざまなアイテムを入手することができる。とはいえ、何もしなくても楽しめる点も本作の魅力のひとつ。ペットたちが悠々自適に走り回る様子を眺めているだけでも、十分に癒されるゲームとなっている。

本作はウィンドウサイズを自由に変更でき、画面上の好きな位置に移動させることが可能。そのほか、起動中にウィンドウの一部を隠す機能も備わっている。「おやすみモード」に設定しておけば、家は非表示になり、デスクトップ上を駆け回るペットの様子のみが見られるようになる。「完全おやすみモード」では、ゲームコンテンツはすべて隠され、目立たない小さなショートカットに格納される。さらに、25分間すべてのコンテンツが非表示になり、その間に作業や勉強に集中して取り組める「ポモドーロモード」も用意されている。つまり、本作はポモドーロ・テクニック用のタイマーとしての役割も果たしてくれるわけだ。なお、いずれのモードでも手に入る報酬の量は変わらない。プレイ環境にかかわらず、ペットたちは常にプレイヤーに寄り添ってくれる。

本作は6月18日にリリースされ、Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約160件中94%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。SteamDBによると、リリース後から同時接続プレイヤー数は連日600人前後を維持している。さっそく順調なスタートを切ったようだ。
本作には、多種多様なペットたちが収録。デスクトップを彩ってくれるだけでなく、クレーンゲームやカプセルトイなどのミニゲームも用意されている。またドット絵で活き活きと動く愛らしいペットとの触れ合いに重点が置かれており、癒しをもたらす作風が好評を集めている。
さらに、すでに複数回のアップデートが実施されており、当初コインが集まりにくかったバランスなどについても改善。開発チームの対応が早い点も高く評価されている。プレイヤーから寄せられたフィードバックをもとに、今後も継続してアップデートが配信される予定であるとのこと。さらに快適で癒されるゲームプレイが期待される。
『デスクペット屋』は、PC(Steam)向けに配信中。リリース記念セールとして、7月2日まで10%オフの630円で購入することが可能だ。無料デモ版も配信中であるため、気になった方はぜひ試してほしい。