NVIDIA新グラボ「GeForce RTX 5050」発表。RTX 3050と消費電力同じで性能アップ、4万4800円から
NVIDIAは6月25日、「GeForce RTX 5050」を発表し、7月下旬から発売すると告知した。

NVIDIAは6月25日、「GeForce RTX 5050」を発表し、7月下旬から発売すると告知した。
GeForce RTXシリーズ(以下、RTX)は、NVIDIAが手がけるGPUだ。最新シリーズとしてRTX 50シリーズが展開されており、NVIDIA Blackwellアーキテクチャや第5世代Tensorコア、第4世代RTコアなどを搭載する次世代GPUとなっている。
今回、そんなRTX 50シリーズからエントリーモデルにあたるRTX 5050が発表された。公式サイト表記によると価格は4万4800円からとなる見込み。CUDAコアはRTX 3050と同じく2560基となるものの、先述したBlackwellアーキテクチャによって性能が向上。ベースクロックは2.31GHz、ブーストクロックは2.57GHzになりつつ、消費電力はRTX 3050と同じ130Wとなっている。なおRTX 5060以上のモデルでは新世代のGDDR7メモリが搭載されているのに対して、RTX 5050ではRTX 3050と同じくGDDR6が採用されている。

なおNVIDIA公式サイトでは、各種大型タイトルにおけるRTX 3050との性能比較もおこなわれている。DLSS 4やフレーム生成を活用すると、かなりのパフォーマンス向上が期待できるようだ。
今回のRTX 5050をもって、1月のRTX 50シリーズ発表から約半年をかけて、ハイエンドモデルからエントリーモデルまでが出そろうかたちだ。予算や消費電力などにあわせて、グレードアップを検討してみるのもいいだろう。
「GeForce RTX 5050」は7月下旬より発売予定だ。