超リアル物理演算サバイバルアクション『Away Team』発表。水や空気、熱までがすべて細かくシミュレートされる遭難生活、『Oxygen Not Included』開発元が手がける
Klei Entertainmentは6月13日、『Away Team』をSteam向けに発表。本作は『Oxygen Not Included』のスピンオフとなる、2D横スクロール視点のサンドボックスアクションゲームだ。

デベロッパー/パブリッシャーのKlei Entertainmentは6月13日、『Away Team』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Away Team』は2D横スクロール視点のサンドボックス・アクションゲームだ。『Oxygen Not Included』のスピンオフ作品となる。本作の舞台となるのはSF世界。主人公はロケット事故を起こし、未知の惑星に墜落してしまう。プレイヤーは過酷な環境の星にて、サバイバル生活を送ることになる。

ゲームプレイでは洞窟の中を探検し、資源を集めつつ拠点を建設していくことになるようだ。食料や水、といった生存に欠かせないリソースを確保するため、環境を整えていくことになる模様。またゲーム説明によると墜落した星には「酸素が少ししかないかも(maybe a little oxygen is included)」とのこと。主人公が呼吸し続けられるように、なんらかの手立てを打つ必要があるのだろう。
そんな本作は物理演算を活用しており、気体・液体・熱の挙動がリアルタイムでシミュレートされるという。蒸発する液体や化学反応などもシミュレートされるそうで、リアルで流動的な環境が描かれるようだ。また発電施設や送電線を張り巡らせてハイテクな拠点を作ることも可能なようだが、こうした施設は熱を発生させる様子。トレイラー映像では拠点内で大火事が起きているシーンがあり、熱や気体のコントロールに失敗すると大惨事が起きることもあるようだ。

本作を手がけるKlei Entertainmentはカナダ・バンクーバーに拠点を置くゲームスタジオだ。人気作『Oxygen Not Included』や『Don’t Starve』などを手がけたことで知られる。シリーズ前作にあたる『Oxygen Not Included』はコロニーシミュレーションゲームで、詳細な物理演算が特徴の作品だった。本作『Away Team』は前作の基本的コンセプトを引き継ぎつつ、キャラクターを直接操作するアクションゲームにジャンルを変更。単独でのサバイバルに焦点を当てた作品となるようだ。
『Away Team』はPC(Steam)向けに配信予定だ。配信日は現時点で未定。