ゲーム制作ツール「ACTION GAME MAKER」無料体験版、期間限定で配信開始。「アクションゲームツクール」最新作、体験版だけど全機能を使える

Gotcha Gotcha Gamesは6月9日、「ACTION GAME MAKER」体験版を配信開始した。

Gotcha Gotcha Gamesは6月9日、「ACTION GAME MAKER」体験版を配信開始した。Steamにて、6月20日までの期間限定で配信中。6月10日より開催予定の「Steam Nextフェス:2025年6月エディション」にあわせた公開となっており、期間中は製品版と同等のすべての機能が利用できるそうだ。

「ACTION GAME MAKER」は、誰でもプログラミングなしで2Dアクションゲームが制作できると謳う、「Maker(ツクール)」シリーズの新たなゲーム制作ツールだ。Makerシリーズとしては、誰でもRPGが制作できるという「RPG Maker(ツクール)」シリーズが、PCやコンソール向けに多数展開されてきた。

「ACTION GAME MAKER」は、「アクションゲームツクール」の1作として2018年にリリースされた「アクションゲームツクールMV」の後継作品となる。前作の特徴を引き継いでおり、好評だったビジュアルスクリプティング機能はパワーアップ。サイドビューのアクションゲームはもちろん、見下ろし視点の作品やホラーからSTGまで、さまざまな作品が作れるという。

さらにベースエンジンに「Godot Engine」を採用したことで、同エンジンが得意とする2D機能へアクセス可能。GDScriptでのスクリプティングや、オートタイル機能を備えたタイルマップエディタなども用意されているそうだ。リリース時点では、作成したゲームをWindowsおよびWeb(HTML5)へエクスポート可能。Nintendo Switchへのポーティング機能も検討中されている。Godot Engineの採用により高度な作品制作も可能となった、「アクションゲームツクール」の最新作となるわけだ。

今回Steamにて公開された体験版では、製品版と同等のすべての機能が利用できるという。ちなみに6月10日午前2時より開催予定の「Steam Nextフェス:2025年6月エディション」にあわせた公開となっている。6月17日の発売に先駆け、一足先に誰でも無料で「アクションゲームツクール」の最新作に制限なく触れられるのだろう。なお体験版の公開期間は6月20日まで。以降は起動できなくなるそうだ。また6月9日には、本作の公式コミュニティが開設。フォーラムに加えて、マニュアルやチュートリアルといった公式の情報も公開されている。


「ACTION GAME MAKER」体験版は、PC(Steam)向けに6月20日までの期間限定で公開中。「ACTION GAME MAKER」製品版は、PC(Steam)にて6月17日に通常価格税込1万900円で発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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