マルチ対応カルト運営ローグライト『Worship』7月17日早期アクセス配信へ。『ピクミン』の影響受ける、洗脳信者引き連れアクション
Chasing Rats Gamesは6月9日、『Worship』の早期アクセス配信を7月17日より開始すると発表した。

デベロッパーのChasing Rats Gamesは6月9日、『Worship』について日本時間7月17日より早期アクセス配信を開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。なお現時点ではデモ版がプレイ可能となっている。
『Worship』は、カルト教団の信者たちを率いて、不気味な世界の探索や信者の管理などをおこなうローグライトゲームだ。『ピクミン』から影響を受けて開発されているという。またソロプレイおよびオンライン協力プレイに対応する。
本作ではプレイヤーは、恐怖の神に盲目的に従うカルト教団の指導者となって世界を探索し、住民たちを献身的な信者へと改宗させ、邪悪な神への信仰を高める。さまざまな方法で神を喜ばせつづけていくと、カルトは強力になっていく。そして最終的には、神を召喚し世界を終わらせることを目指す。

プレイヤーは、所持する短剣を使って自らの血を滴らせ、地面にシンボルを描くことができる。これを用いて、神の偉大な力を呼び起こす儀式をおこなうことができるのだ。プレイヤー自身は非力であるため、儀式によって人々を信者として従わせ、バトルやパズルなどの脅威に挑む。連れ歩くが多いほど戦闘面では強力になるほか、探索においても戦利品を運ぶ際に効率が良くなり、こうした点を『ピクミン』から参照しているものとみられる。
ローグライト要素としては、プレイヤーキャラが死ぬとマップの構成が変わる点があげられる。そのほかカルト教団の拠点に建築できる記念碑や建造物は、連れ歩く信者の最大数を増やしたり、儀式に用いる血液の再生速度を向上させたりする効果を獲得できる。また信者に向けても、さまざまなバフを付与することができ、これらが恒久的なアップグレード要素として存在している格好だ。

そんな本作の早期アクセス配信日が7月17日と決定したかたち。ちなみに本作はKickstarterでクラウドファンディングが実施。一定額の支援をおこなったユーザー向けには、すでにベータ版が展開されていた。
早期アクセス配信では、そのベータ版に調整が加えられるほか、マルチプレイ機能が追加される見込み。なお発表時点でもマルチプレイ機能の同期ズレなどについて調整をおこなっている最中とのことで、早期アクセス配信期間中に順次アップデートが加えられていくとの予告がされている。
また早期アクセス配信期間中は、バグ修正以外にも、さまざまなコンテンツが実装されていく予定とのことで、現地時間7月15日にはロードマップも公開される模様だ。続報にも期待が寄せられる。
『Worship』は7月17日よりPC(Steam)向けにリリースされる予定。