バブル期日本の工場パズル『改善:ある工場のストーリー』7月14日リリースへ。Zachtronics元スタッフ集結、カメラからカツカレーまで何でも作る工場ライン最適化ゲーム

Coincidenceは6月9日、『改善:ある工場のストーリー』を7月14日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

Coincidenceは6月9日、PC Gaming Show 2025にて『改善:ある工場のストーリー(Kaizen: A Factory Story)』を7月14日に発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ゲーム内言語は日本語に対応している。また、本日から開催されるSteam Nextフェスにて体験版もリリースされる。

『改善:ある工場のストーリー』の舞台は1986年の日本。アメリカ出身のデビッド・スギモト氏は友人の助言で日本の「松澤工業」に就職し、高度経済成長期の日本の工場で働くことになる。東京の郊外にある小さな工場で製造ラインを設計し、溶接やリベット、切断といった加工過程を最適化していくのがスギモトの仕事である。

工場での製作物はビデオカメラからおもちゃのロボット、果てはカツカレーまで多岐にわたる。いずれも昭和の日本らしいレトロな造形の成果物が取り揃えられており、どこか懐かしい気持ちにさせられそうだ。

本作の制作スタジオCoincidenceは、『Opus Magnum』や『SpaceChem』などを手がけたZachtronicsの創設者であるZach Barth氏その人が立ち上げたゲームスタジオである。『改善:ある工場のストーリー』でもZachtronics時代のパズルゲームのスタイルを受け継いだ、プログラミング要素が強い骨太なパズルが楽しめそうだ。

『改善:ある工場のストーリー(Kaizen: A Factory Story)』は7月14日に、PC(Steam)にて発売予定。Steam Nextフェス期間にあわせて体験版もリリースされるので、気になる方は遊んでみてほしい。

Aki Nogishi
Aki Nogishi

ポストアポカリプスとドット絵に心惹かれます。AUTOMATONではFF14をメインに担当します。

記事本文: 342