『鳴潮』オフラインイベント「鳴潮 1st Anniversary Fes.」レポート。大雨の中行われた、大賑わいの縁日体験
「鳴潮 1st Anniversary Fes.」が、東京・ベルサール秋葉原にて開催された。ブース内で何が展示されていたのか、その模様をお送りしよう。

サービス開始から1周年を迎えるオープンワールドアクションRPG『鳴潮』。これを祝して、ファン向けのオフラインイベントである「鳴潮 1st Anniversary Fes.」が、東京・ベルサール秋葉原にて開催された。今回特別に参加させていただいたため、ブース内で何が展示されていたのか、その模様をお送りしよう。
まず会場に到着して筆者が思ったことは、来場者に関して、雨のなか年齢性別問わずさまざまな方々がイベントに足を運んでいたことだ。これは自分の偏見ではあったが、若い男性がメインの客層になると思っていた。ファンイベントの意義の1つには、自分と同じものを好んでいる人たちが可視化され、その集団に自分がいることを認知することにある。『鳴潮』が持つ勢いや幅広い人気を改めて感じた。駅前の装飾と合わせ、秋葉原は『鳴潮』で大賑わいだ。

入場口にはどデカい「フルールドリス」のぬいぐるみが鎮座している。今回のイベントは主に、現行バージョンの舞台である国「リナシータ」をモチーフとしたグッズやアイテムの展示がなされており、特にキーキャラクターである「カルテジア」に関する展示が充実していた。精巧に造られた武器の模造品と共に、彼女のバックボーンついて分かるようになっている。なお、「カルテジア」は6月12日に行われるアップデートにて実装予定。風蝕効果を扱うアタッカーであり、共鳴開放を経て「フルールドリス」に変身することで更に力を増す。ぜひゲットして、生き続けたいと願った彼女と共に旅を続けたいところだ。


人の波をかき分けて奥に進むと、ブラックショアにあるピアノをイメージした展示があり、コスプレイヤーの方々が登壇して撮影会を行うステージがある。キャラクターになりきったパフォーマンスを通じて、黄色い悲鳴を沸かせていた。改めて言及するが、年齢性別問わずさまざまな方々が積極的に撮影会へ参加しており、感心させられた。目をすぐ横にやると、カルロッタになり切れる「射的コーナー」や、「団子ミニ四駆レース」といったアミューズメントコーナーを発見。ゲーム内で行われた1周年記念イベントを思い出すような内容だ。物販に並ぶ人もいれば、「Animate Cafe出張版」もあった。外は大雨だったが、会場は小さな縁日のような賑いである。


グッズを入れた大きなショッパーを肩にかけつつ、会場をしばらく散策する筆者。アクリスタンドやぬいぐるみといった、さまざまなゲームでお馴染みのラインアップのほか、キャラクターをイメージした香水など新作グッズの展示が目に入る。、リナシータに登場するキャラクターたちのイラストを眺めたあと、演者によるリアルタイムゲームプレイが行われている地下の模様を見学させてもらった。施設の大きさによるところもあるが、演者とお客さんの距離が近く、ファンイベントらしい雰囲気が漂っていた。
筆者の感想としては、来場者数が多いことに対して会場が狭めではあった。だが今回の盛況ぶりを見るに、この感覚はすぐ過去のものとなるだろう。大規模アップデートが予告されているゲームと共に、イベントもまた来年、そして再来年とさらに豪華になるであろうことは想像に難くない。継続して作品を追い続けたくなる内容だった。『鳴潮』のサービス開始から1周年、おめでとうございます。これからもよろしくお願いします。