『原神』Ver.5.7アプデは、遊びやすさ改善テンコ盛り。カスタム装備保存システム実装やスマホ向けデータ圧迫対策など、快適・便利機能が続々と
HoYoVerseは6月3日、『原神』のVer.5.7の情報を公開し、一括装備のカスタム装備保存・切り替えなど、新たな便利機能をさまざま紹介している。

HoYoVerseは6月3日、『原神』の最新情報を公開した。「25.6.3開発チームQ&A」によると、Ver.5.7からは一括装備のカスタム装備保存および切り替え機能や、深境螺旋の再挑戦ボタン追加、スマホ向けの任務リソース管理機能など、機能改善が一気に進められるようだ。
『原神』は、HoYoverseブランドより展開中のオープンワールドアクションRPGである。本作の舞台は、7つの国や元素が存在する世界テイワットだ。プレイヤーは主人公の旅人の視点から、テイワットを冒険。相棒のパイモンと共に各地の事件や催しなどに関わる、壮大な旅が繰り広げられている。要素としては、いわゆるガチャシステムが搭載。聖遺物などによるキャラクターの強化や、広大なオープンフィールドの探索なども特徴だろう。

公開された「25.6.3開発チームQ&A」によると、Ver.5.7の新機能としては、聖遺物の一括装備において、カスタム装備の保存および切り替えが可能になるという。具体的には、キャラクターごとにカスタム装備を2セットまで保存可能となる。一括装備内の機能ではあるものの、目的や状況にあわせて聖遺物セットが切り替えられるようだ。
本作ではパーティー編成や運用などによって、キャラクターに適した聖遺物が変化する。よりダメージを出すためなど、聖遺物を変更したい瞬間が存在する。一方、本作にはいわゆる装備のプリセット機能などは用意されていない。装備の切り替え時には、膨大な聖遺物などの中から、毎回目的にあった装備を手動で選択する必要がある。そのためプレイヤーからはいわゆるプリセットなど編成の保存機能が求められてきた。
Ver.5.7からは、一括装備内において、キャラクターごとにカスタム装備を2セットまで保存可能となる。詳細は不明であるものの、カスタム装備のセット保存機能によって、挑戦するコンテンツや編成にあわせて気軽に聖遺物を変更できるようになるかもしれない。


そのほかVer.5.7では、深境螺旋が改善されて、クリア後に獲得できていない淵星があると再挑戦が可能になる。12層までのクリア後には、報酬の自動配布もおこなわれるようになるという。さらにスタンプのお気に入り機能や、地脈の花芽の追跡機能なども追加。モバイル端末の容量圧迫問題への解決策として、ダウンロード開始時に完全版リソースと基礎リソースから、どちらをダウンロードするか選択可能になる。基礎リソース選択時には、魔神任務や伝説任務などのリソースはダウンロードされず、任務を進めたい際にリソースダウンロードする方式になるという。ほかにも脆弱樹脂と刹那樹脂を報酬受け取り画面で消費して、3回分の報酬が一気に獲得可能になるなど(関連記事)、機能改善が一気に発表されている。
『原神』は、PS4/PS5/Xbox Series X|S/PC/IOS/Android向けに配信中だ。