悪魔ダンジョン探索RPG『Hellslave』、Steamにて期間限定で無料配布中。有志日本語化あり

Dear Villagersは6月3日、Ars Goetiaが手がける『Hellslave』の無料配布を開始。『HellSlave II』のプロモーションを兼ねているようだ。

パブリッシャーのDear Villagersは6月3日、Ars Goetiaが手がける『Hellslave』の無料配布を開始した。無料配布期間は6月17日午前2時まで。期間内にアカウントに追加することで、配布期間終了後でもプレイすることが可能だ。

『Hellslave』はダンジョン探索RPGだ。本作の舞台となる世界では、終末の時が近づいており、人類は絶滅寸前だった。そんな状況下で、プレイヤーはルシファーやベルゼブブなどの6体の悪魔のうち、1体を崇拝する代わりに悪魔の力を得る。そして他の悪魔の侵略を防ぐのだ。

ゲームプレイにおいては、ワールドマップや街を探索したり、店に寄ったりして装備を整える。そしてダンジョンに潜った際には見下ろし視点で特定ポイントを選択する形式で探索を進め、さまざまなイベントをこなしていく。

悪魔の力はスキルツリー形式で展開される。スキルはレベルが上がるごとに習得が可能で、発動して直接攻撃するもののほか、攻撃をクリティカルヒットにしたりダメージを向上させたりする強化系などが存在。またパッシブスキルも存在しており、たとえば敵を倒すとその周りの敵にもダメージを与える効果や与ダメージの一定割合分回復するといった効果がある。そうしてさまざまなスキルを組み合わせ、相乗効果を発揮させれば、悪魔の軍勢に抗いやすくなるだろう。

なお戦闘は行動力に基づいた、ターン制での進行となる。選択した行動によって次の行動までの準備時間が変わる形式となっている。そのため、敵の行動順にも気を配りつつ、考えて行動する必要がある。こうした、多数用意されたスキルや、そのシナジーによるビルドの多様性や戦略性などが好評を博し、本稿執筆時点ではSteamユーザーレビューにおいて、約740件中81%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。

ちなみに本作に関連しては、Dear Villagersより、精神的続編である『HellSlave II: Judgment of the Archon』が先日発表された。今回の期間限定での無料配布は、Dear Villagersのパブリッシャーセールだけでなく、同作のプロモーションも兼ねているようだ。『HellSlave II』は2026年内のリリースを予定している。『HellSlave II』がリリースされるまで、『Hellslave』を遊んでゲームプレイに慣れておくのもいいだろう。

なお『Hellslave』では有志翻訳による日本語化ファイルが公開されている。Steamユーザーレビューではその導入手法も公開されているので、気になる人は参照されたい。一方で『HellSlave II』はリリース時点から公式に日本語化対応するようだ。

『Hellslave』はPC(Steam)にて6月17日午前2時まで期間限定で無料配布中だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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