坂本龍馬・異世界弾幕シューティング『サカモト危機弾発』6月19日発売へ。龍馬が“時を止めて”弾をかいくぐる、『ローション侍』開発者が贈る新奇作
烈帝国は5月23日、『サカモト危機弾発』を6月19日に発売すると発表した。本作は時止め能力を持った坂本龍馬によるシューティングゲームだ。

ゲーム制作サークルの烈帝国(RetsuTeikoku)は5月23日、『サカモト危機弾発』を6月19日に発売すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は税込350円になるそうだ。
『サカモト危機弾発』は、薩長同盟締結の最中に転移してしまった坂本龍馬が時間停止能力で戦う、見下ろし視点の時間停止型弾幕シューティングである。メインキャラクターの坂本龍馬は、時間停止能力をもつ、幕末の土佐藩士だ。本作で坂本龍馬は、幕府を倒すために薩摩藩と長州藩の仲を取り持ち、薩長同盟締結の場を設けた。しかしその最中に突如ワームホールが出現。坂本龍馬を含めた偉人たちは、異世界「ふわふわランド」へ転移してしまう。
キャラクターとしては自分のせいでワームホールが出現したと思っている時間停止能力もちの西郷隆盛、調査中にワームホールへ飲み込まれた渋沢栄一、「ふわふわランド」へ開国を迫るマシュー・ペリーなども登場。様子のおかしい幕末のワンシーンが、坂本龍馬の視点から描かれるようだ。


坂本龍馬は、ワームホールへ飲み込まれてしまったものの、薩長同盟成立を諦めていない。そこで彼は偉人や敵と戦いながら、ふわふわランドを探索。弾幕を掻い潜って、転移させられてしまった偉人を探し出していく。
本作の坂本龍馬は、時間停止能力をもっている。能力の発動中は、ふわふわランドのマスコットたちが放つ弾幕など、攻撃の無効化が可能。さらに時間停止中に弾幕に触れると、吸収によって一定時間銃がレベルアップし、強力な攻撃を放てる。本作では坂本龍馬の時間停止能力を駆使して、ふわふわランドの住人たちや偉人たちと戦うのだ。システム面では、オンラインランキング機能も搭載。世界中のプレイヤーたちと、ステージクリアタイムを競い合えるそうだ。

本作は、烈氏が代表を務めるゲーム制作サークル・烈帝国が手がけている。サークルの過去作としては、『ローション侍』シリーズをNintendo SwitchやSteamで配信してきた。シリーズ最初の作品である『ローション侍』は、記事執筆時点でSteamのユーザーレビューにて71件中98%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。同シリーズでは、武田信玄によってローションが出続ける身体に改造されてしまった織田信長が、ローションのヌメりを活かしてステージを素早く滑っていくスピーディーなアクションが展開。思わず聞き返したくなる設定や、奇天烈な第一印象ながら意外としっかり遊べるゲームプレイなどが、プレイヤーから評価されてきた。
本作『サカモト危機弾発』でも、前作同様歴史上の人物が変わった設定で登場。ゲームプレイでは戦略的で爽快なプレイが展開されるそうだ。
『サカモト危機弾発』は、PC(Steam)向けに6月19日配信予定だ。通常価格は税込350円。6月26日までの期間は15%オフのセールが予定されており、税込298円で購入できる。また5月29日には、Steamにて体験版も公開予定であるそうだ。
【UPDATE 2025/5/23 15:40】
体験版についての記載を追加