工場構築ローグライト『ShapeHero Factory』新大型アプデで「エンドレスモード」実装。クリア時の工場でそのまま挑む、やり込みモード

アソビズムは5月14日、『ShapeHero Factory』に向けて「大型アップデート v2」を配信。同アプデでは、エンドレスモードが実装され、やり込みコンテンツが追加されたかたちだ。

アソビズムは5月14日、『ShapeHero Factory(シェイプヒーローファクトリー)』にて「大型アップデート v2」を配信した。V0.10.0では、エンドレスモード(β)の登場により、ボス撃退後もそのまま続けてプレイ可能。コントローラーへの対応などもおこなわれている。

『ShapeHero Factory』は、工場によるユニットの大量生産で災厄に立ち向かう、工場構築ローグライトタワーディフェンスゲームである。本作の舞台では、魔導書に封じられし大災厄が復活しようとしていた。プレイヤーは妖精ミニオンたちの力を借りて、小さなヒーローたちを大量生産。工場の生産ライン構築によって、災厄を撃退するのだ。机の上での、小さく大きな戦いが繰り広げられる。

本作でプレイヤーは制限時間内にユニットなどの生産ラインを構築し、戦いに向けて戦力を拡充していく。工場パートでは、マップ上にモチーフと呼ばれる□や◯といった図形や、インクなどが点在している。対応した設備を設置してモチーフを取り出し、キャンバスで組み合わせることでユニットなどを生産。設備の設置コストであるマナも考慮しつつ、効率的な生産ラインを整備していく。また時間が来ると、タワーディフェンス風に表現された災厄との戦いが始まる。戦闘中はプレイヤーが介入できる要素は限られているため、工場の構築によって災厄を撃退していくわけだ。要素としては、新しいレシピや研究ツリーの入手によって、工場でできることが増えていく。特性の異なるプレイヤーキャラクターが存在するほか、恒久的な強化要素も用意されている。

本作二度目のメジャーアップデートとなる「大型アップデート v2」では、まずエンドレスモード(β)が追加された。同モードを解放していると3マップ分の戦いが終わったあと、エンドレスモードへの突入が選択可能となる。筆者がプレイした限りでは、エンドレスモードは1本道であるためルート選択はできないものの、通常のゲームプレイと同じく工場の構築フェーズと戦闘フェーズを繰り返すかたちでゲームが進行していた。ユニットの強化などもおこないつつ、苛烈になっていく敵の襲撃を凌ぐ戦いが繰り広げられる。

エンドレスモードは、恒久的な強化システムである「大いなる知識」から機能が解放できる。通常のゲームプレイのあと、それまで構築してきた工場を使って、さらに戦いが続けられるようになったわけだ。なおパッチノートによると、エンドレスモードはプレイヤーの意見をもとに調整をしていきたいという。処理負荷の問題もあり、ひとまずβ版扱いになっているようだ。

V0.10.0の更新内容としては、スコア機能の追加により、ゲーム終了時のレコード画面にてスコアが表示されるようになった。期間限定実装とされていたが、標準モードの恒久的な機能として導入されたそうだ。またコントローラーに対応し、オプションにはコントローラー向けのキーコンフィグも追加。あわせてSteam Deckでのプレイにも対応している。そのほか一部研究ツリーの調整や、バトル開始時にもゲームプレイ速度を維持するオプションの追加、Mac OSへの対応などもおこなわれている。パッチノートの全文については、Steam内のお知らせなどを確認してほしい。

『ShapeHero Factory』は、PC(Steam)向けに、通常価格税込2100円で早期アクセス配信中。5月21日までの期間はセールが実施されており、15%オフの1785円で購入できる。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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