マルチ対応・山火事鎮圧消防士シム『Rescue Ops: Wildfire』発表。風にあおられ広がるリアル森林火災を、“本職にも取材した”最先端装備で消火

Exkeeは5月13日、山火事消火シム『Rescue Ops: Wildfire』を発表。PCおよびXbox向けに開発中だ。

インディーデベロッパーのExkeeは5月13日、『Rescue Ops: Wildfire』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Xboxで、ストアページによれば日本語表示に対応するようだ。現在はSteamのストアページが公開されている。

『Rescue Ops: Wildfire』は、山火事に対処する消防士たちを主人公としたシュミレーションゲームだ。世界各地で起きる山火事に対して、プレイヤーは消防車やヘリコプターで現場に向かい、火災に立ち向かっていく。

プレイヤーの最優先事項は市民の救出。負傷者を見つけ出し、適切な処置を施して安全な場所に避難させることが重要だ。その後、山火事の対処へ移る。火災鎮圧にあたっては、木々を切り倒して延焼を防いだり、ホースの向きを制御しつつ水を放射したりして火災を鎮火させていく。トレイラーを見る限り風向きも火災に影響するようで、刻一刻と状況が変化していくことがうかがえる。

どうしても火が落ち着かない場合は、飛行機から水を撒いたり、ヘリコプターで水の補給を受けたりと、サポートを依頼することができるようだ。根気強く炎に立ち向かっていくのが重要だろう。

本作は協力プレイに対応。最大4人のパーティーでプレイすることができる。さらに本作は、さまざまな状況のミッションをプレイできる「immersive campaign mode」とは別に、「sandbox mode」が存在する。sandbox modeでは状況がランダムとなり、アドリブでの対処が求められる。その場での判断が重要になるだろう。

本作の開発を手がけるExkeeはフランス、マルセイユに拠点を置くインディーゲームスタジオ。2003年からモバイルゲームなどの開発を続けているスタジオだが、これまで本作のようなリアリズムに溢れたシミュレーションは開発してこなかった様子だ。新しい試みにあたっては、フランスの消防士への取材をおこない、ゲーム内装備の制作に協力してもらい、その内容をもとに最先端の装備を実装するなど、ストイックにリアリティの追求をおこなっているようだ。

『Rescue Ops: Wildfire』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/Xboxにてリリース予定。Steamのストアページ表記によると日本語対応予定で、後日Epic GamesストアとXbox向けにもストアページが公開される予定。

Haru Takitoh
Haru Takitoh

アクションゲームとゲーム音楽が好きです。一番好きなゲームは『アーマード・コア6』、衝撃を受けたゲーム音楽は『サルゲッチュ』。

記事本文: 29