ロボット工場自動化シム『FOUNDRY』大型アプデで飛躍的人気。新たに「銀河」を舞台に経営拡大、惑星相手にロボットを売りつける
Paradox Interactiveは5月6日、工場自動化シミュレーションゲーム『FOUNDRY』の大型アップデートを配信開始した。半額セールも実施されており、本作は再び盛況となっている。

Paradox Interactiveは5月6日、Channel 3 Entertainmentが手がける工場自動化シミュレーションゲーム『FOUNDRY』の大型アップデートを配信開始した。半額セールも実施されており、本作は再び盛況となっている。
『FOUNDRY』は未開の惑星に工場を建築し、自動化をおこなっていくシミュレーションゲームだ。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はソロプレイに加え、オンラインおよびLAN接続による協力プレイが可能。プレイヤーはロボットを一人称視点で操作し、広大なボクセル世界で採掘や探索を行いながら、全自動で最適化された工場の建設を目指す。

舞台となる惑星は、平原からジャングル、巨大な山脈までさまざまな環境を有するボクセルベースのマップとして自動生成される。各種設備は地下深くから空高くにいたるまでどこでも建築可能で、地表の制約を超えた空間で大規模な工場施設を作り上げることができる。
ゲーム序盤では、プレイヤーが自らの手で資源採掘やアイテムの生成を行う。そうして得た資材をもとに、工場設備や発電設備などが建設可能。また新たな技術を研究しアンロックすることで、工場をより複雑かつ高速にしていくことができる。そうすることで工場をさらに発展させ、製品の生産量を最大化させることを目指すのだ。

本作は2024年5月に早期アクセス配信開始された作品だ。約1周年となる先日5月6日には大型アップデートとなる「Galactic Commerce」が配信開始された。本アップデートでは、銀河を舞台にした新マップが登場。プレイヤーは宇宙船などのさまざまな施設を建設し運用しながら、惑星間貿易や宇宙規模の企業経営を行うことになる。そのほか、作成可能なロボットやマップ上の生物、環境要素の種類も多数追加。これまでと比べてよりスケールの大きい工場管理が楽しめる内容となっている。


そして今回の大型アップデートをきっかけに、本作には再び多くのプレイヤーが集まりつつあるようだ。200人前後で推移していた同時接続プレイヤー数は、配信開始直後から1000人を上回り、その後も徐々に増加。5月12日のピーク時には、約3700人の同時接続プレイヤー数を記録している(SteamDB)。なおこの盛り上がりには、Steamにて5月8日から実施されている半額セールも影響していると考えられる。
直近30日間のユーザーレビューでは、105件中71%が好評とする「やや好評」ステータスを獲得。操作性についての指摘がある一方で、本アップデートによって追加された豊富な新要素やゲームシステムの改善が好評を得ている。
なお、本作は先述のとおり早期アクセス版として配信中。早期アクセス配信期間は設定されておらず、品質とコンテンツ量の両面で、開発チームが設けている高い水準を満たしたときに正式リリースされる見込みだそうだ。今後もユーザーからのフィードバックをもとに、操作性やバランスの改善が行われ、より快適なゲームプレイが提供されていくことが期待される。
『FOUNDRY』は、PC(Steam)向けに配信中。日替わりスペシャルとして、5月23日まで定価の50%オフとなる1995円でセール中だ。