インド発・大型ファンタジーRPG『The Age of Bhaarat』発表。インド神話をもとにしたマルチ対応の野心作、ベテラン開発者を迎え本格開発

TARA GAMING LIMITEDは5月1日、ダークアクションファンタジーRPG『The Age of Bhaarat』を発表。本作は古代インドを舞台としており、悪魔軍を退治する物語が描かれるようだ。

パブリッシャーのTARA GAMING LIMITEDは5月1日、ダークアクションファンタジーRPG『The Age of Bhaarat』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。本作はオンライン協力マルチプレイに対応している。

『The Age of Bhaarat』は古代インドを舞台とするダークアクションファンタジーRPGだ。プレイヤーは古代アナンドプールの森の番人として、魔法の武器や古代のチカラを使いながら、Rakshasas(羅刹天)が支配する悪魔軍を退治していくこととなる。本作において主人公は自らの運命を決定していくことが可能で、プレイヤーはそれらの選択によって生じる混沌とした世界を旅して行く。

『The Age of Bhaarat』において、プレイヤーは戦闘スタイルに応じて武器やアビリティなどを選択可能となっている。発表トレイラーにおいては火炎をまとった長い槍をもつ姿がお披露目されたほか、映り込んだシルエットからは大剣や弓など、4種類の武器を使いこなすことが示唆されている。また本作はオンライン協力マルチプレイに対応。プレイヤー同士が協力して悪魔を退治していくことも可能とのことだ。

また本作においては「グラップル」による移動がカギとなるようだ。プレイヤーはグラップルフックを使用して、高台に移動したりするなどの爽快感溢れるゲームプレイが可能となっている。戦闘時においてもグラップルを使用した上下の移動が重要となるようで、発表トレイラーにおいてもグラップルを使って高台の岩場に乗り移る姿などを確認することができる。

本作を手がけるのはTara Gaming。同スタジオの共同創設者には、インドの人気俳優Amitabh Bachchan氏のほか『ゴーストリコン』シリーズでプロデューサーを務めたNouredine Abboud氏が名を連ねている。加えて、『The Age of Bhaarat』の世界観や物語は「Shiva」三部作や「Rom Chandra」シリーズなど、インド国内においてベストセラーとなった作品を世に送り出した作家Amish Tripathi氏によって描かれるようだ。本作のベースとなるのは古代インド神話の大長編叙事詩「ラーマーヤナ」となっており、そこから着想を得たロケーションは荒廃とした森林、危険な山脈地帯、謎多き泉など。プレイヤーが息をのむような絶景の数々が実装されるとのことだ。インド神話に詳しいひとや、そうでない人にとっても、大いに楽しめる作品となることだろう。

『The Age of Bhaarat』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに配信予定だ。 

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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