荷物整理・居合い切りホラーアクション『虚衝 – Kyosho』5月21日早期アクセス配信へ。荷物を整理しながら刀で霊を切る、忙しい和風屋敷探索
むつむつプロジェクトは4月30日、『虚衝 - Kyosho』の早期アクセス配信を5月21日に開始すると告知した。亡霊たちを斬り伏せながら屋敷の探索とインベントリ管理をおこなう、パズルアクションホラーゲームである。

むつむつプロジェクトは4月30日、『虚衝 – Kyosho』の早期アクセス配信を5月21日に開始すると告知した。対応プラットフォームはPC(Steam)。全チャプターがプレイ可能な状態での配信となるそうだ。
『虚衝 – Kyosho』は、落ち武者の亡霊たちを斬り伏せながら屋敷の探索とインベントリ管理をおこなう、パズルアクションホラーゲームである。本作の舞台では、ある武家屋敷で相続にまつわる怪事件が発生。地縛霊化した落ち武者たちが徘徊する屋敷は、空き家となっていた。本作ではそんな空き家にやってきた主人公が、落ち武者の徘徊する中を探索していく。刀と居合術で落ち武者と戦いながら、アイテムを整理して和風の屋敷を進む、インベントリパズル要素を取り入れたアクションとホラーが繰り広げられる。

荒廃した武家屋敷にやってきた主人公は、ピース状のアイテムの整理や、落ち武者との戦いによって先へ進んでいく。本作では屋敷を探索していくと、パズルのピース状に表現されたアイテムが入手できる。アイテムにはそれぞれ価値が設定されており、特定のポイントでは要求価値以上のアイテムを上手く枠に嵌めるとギミックが作動する。本作ではピース状のアイテムを自身の荷物枠へ整理して持ち運び、ギミック動作のために当てはめて使うことで、武家屋敷の探索を進めていくのだ。

また武家屋敷には、黒い霧のような姿をした地縛霊が徘徊しており、主人公へと襲いかかってくる。落ち武者たちは霊体であるために、こちらからは干渉できないようだ。そこで本作では、まず霊体を実体化させて、居合い切りを放って悪霊を退散させる。
主人公のアクションとしては、回避や集中解析の構えなどが用意されている。回避によって落ち武者の攻撃を避けつつ、集中解析の構えなどで解析率を上昇させて霊体を実体化。地縛霊が実体化したあとには、攻撃の隙を突くことで恐怖ごと落ち武者を斬り伏せるのだ。システム面では、アイテムには攻撃の身代わりになる仕組みも搭載。インベントリパズルと刀を使ったバトルによって、緊迫した屋敷の探索や亡霊との戦いが表現されている。なお動画内では、メタ要素を示唆するシーンも登場。屋敷には何らかの謎が待っているようだ。

本作は、ゲーム開発者のむつむつ氏によるソロインディーホラー開発プロジェクト「むつむつプロジェクト」が手がけている。過去作としては、ホラーゲーム『徹夜報告書』を2023年に正式リリースしていた。
本作『虚衝 – Kyosho』は、2024年9月に発表。イベントへの出展などを経て、開発が進められてきた。2024年11月時点では12月末のリリースが予定されていたが、ビルド審査が長引いてしまったこともありリリースが延期。今回早期アクセス配信の日程が決定となったわけだ。Steam内の情報によると延期もあり、早期アクセス配信開始時点で全チャプターがプレイ可能な状態で配信予定であるそうだ。また本作では、itch.ioにて体験版が配信中。3段階の難易度で、本作の基本システムや序盤などが確認可能となっている。
『虚衝 – Kyosho』は、PC(Steam)向けに5月21日早期アクセス配信開始予定だ。