『ウマ娘』Steam版で謎の「横画面表示」画像公開。データ連携などの詳細も明らかに

Cygamesは4月28日、『ウマ娘 プリティーダービー』Steam版のストアページを公開した。見慣れない画面構成の画像も公開されている。

Cygamesは4月28日、『ウマ娘 プリティーダービー』Steam版のストアページを公開した。Steam版でも、すでにスマートフォンやPCでプレイしているアカウントとのデータ連携に対応。横にメニュー画面などが追加された、見慣れない画面構成の画像も公開されている。

『ウマ娘 プリティーダービー』は、実在する競走馬たちをもとに、彼らの名前や魂を受け継いだウマ娘たちが織りなすクロスメディアコンテンツだ。ゲーム版では、プレイヤーがトレーナーとなって、彼女たちを育成していく。育成するウマ娘のスケジュールを選択。トレーニングでステータスを伸ばしたり、レースでファンやスキルポイントを稼いだりなどによって、より速いウマ娘の育成やシナリオのクリアを目指すのだ。彼女たちの夢や目標に向かってひた走る3年間が、育成シミュレーションゲームとして繰り広げられる。レース後に展開されるライブシーン「ウイニングライブ」や、レース自体も含めた3Dグラフィックによる表現も特徴だろう。

また本作は、2021年2月にiOS/Android版、2021年3月にPC(DMM GAMES)版が配信開始された。アップデートによって多数の新しいウマ娘や育成シナリオなどが追加。2025年2月のアップデートでは強力な「おまかせ育成機能」が登場し、ほぼオートでのウマ娘の育成が可能になった。デイリーやイベントの周回、因子周回などが手軽に済ませられるようになっている。なお2025年1月の告知によれば、本作は2200万ダウンロードを突破しているそうだ。

Steam版については、4月27日に放送された公式生配信番組「ぱかライブTV Vol.52」にて発表。6月26日9時30分から、Steamでも本作がプレイ可能になるそうだ。そんなSteam版の配信へ向けて、4月28日にはSteamのストアページが公開された。あわせて発表されたプレスリリースによるとSteam版は、すでにスマートフォンやPCでプレイしているアカウントとデータ連携が可能。既存のPC版と同様、別のプラットフォームで遊んでいるデータと連携することで、同じアカウントでプレイできるのだろう。

またストアページ上などでは、見慣れないレイアウトの横長のスクリーンショットが掲載されている。画像では左にお馴染みのウマ娘の画面を映しつつ、右側にメニュー画面などを表示。詳細は不明ながら、右端にはジュークボックス/因子/編成情報といった項目が並んでおり、選択肢の効果を含めて情報を切り替えて表示できるのかもしれない。

『ウマ娘 プリティーダービー』のPC版としては、DMM GAMES版とGoogle Play Games (ベータ)版が配信中となっている。それぞれわずかに仕様が異なっており、DMM GAMES版ではライブなどは横画面でも見られるものの、育成などは縦長の画面で固定。Google Play Games (ベータ)版は育成も横に長いウインドウで表示できるものの、サイドに背景が追加される画面構成となっていた。今回Steam版に向けて公開された画像は既存の両PC版と異なっている。詳細は不明ながら、よりプレイしやすい機能が追加されたバージョンとなるのかもしれない。なおストアページなどでは、本作の動作環境も公開されている。

『ウマ娘 プリティーダービー』Steamは、6月26日9時30分に配信開始予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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